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Naomi's Choice 小柳有美の歌った歌
by Eiji-Yokota
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You've Got A Friend  「君の友だち」

-1971年 Carole King-
You\'ve Got A Friend  「君の友だち」_c0163399_1171052.jpg

アメリカの才女、シンガー・ソングライター、キャロル・キング(1942/2/9~)の代表曲。
かのレノン=マッカートニーのコンビは、このキングと彼女のかつての夫、ジェリー・ゴフィンとの共作関係「ゴフィン=キング」を目標・アイドルにしていたことは有名な話です。

この曲は71年、キングのソロ時代の到来を告げる「全曲名曲揃いの名盤」として誉れ高いアルバム“TAPESTRY”邦題「つづれおり」(Ode/A&M)に収録、発表されました。

このアルバムは当時圧倒的に支持され、ミリオンセラーとなります。
米国チャートでは15週連続1位、トップ100には302週チャート・インしました。
おそらく、ここまでの大ヒットになったには、単にベテランの作詞作曲家がプロとしての完璧な仕事=名曲を発表したと言う次元にとどまらない要素があったからではないでしょうか。
まだまだ保守的な価値観が幅を利かしている当時の世相の中、
彼女自身が示した、ワーキング・ウーマンとして、そして自立した一人の人間としての
新しい女性像に対する同性からの幅広い共感、
なによりも彼女の感性が時代と見事にシンクロした結果だったのではなかったかと思っています。

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# by Eiji-Yokota | 2007-12-14 14:54 | SONG

Amazing Grace 「驚くばかりの」

Amazing Grace          「驚くばかりの」_c0163399_22173838.jpg- trad. + John Newton -

賛美歌(「驚くばかりの」)。
「くすしきみ恵み」(讃美歌21)
「独断と偏見」との批判を恐れず書けば、今やキリスト教の枠を超え、広く世界で歌われている人類不滅の財産と言っても良い曲。

マヘリア・ジャクソン(Amazing Grace)始め多くのゴスペル・シンガーに歌われ、世界中に広まった。
原曲はアイルランドかスコットランドの民謡と言われています。(諸説あり)
実に多くのアーティストが採り上げていますし、CMやTVのテーマ曲にも採用されています。

Amazing Grace          「驚くばかりの」_c0163399_22175554.jpg
日本人にとっては、近年、幅広い分野で活躍し、白血病で急逝された本田美奈子.(1967/7/31~2005/11/6)さんの「アメイジング・グレイス 」(コロンビア 05年)が、38歳と言う若すぎる死の衝撃と共に、ポップス、クラシック両部門でTOP10入りすると言う前代未聞の現象を起こすまでになったことで記憶に新らしいことでしょう。
バグパイプの響きから始まり間奏では尺八が絡み不思議なしかし荘厳なサウンドを奏でます。
ピアノ伴奏のみで歌われる付録のDVD版の演奏は緊急入院する3か月前のライヴから。
また、06年から骨髄バンク支援キャンペーンの支援CMで流された彼女のこの曲の歌唱は入院中の病室での音源でした。それは恩師とも言うべき岩谷時子さんが大腿骨骨折で同じ病院へ入院したことを知った彼女が、無菌室から出ることができない為、ヴォイス・レコーダーに30数曲をアカペラで吹き込み、岩谷さんを励まそうと病室へ届けたものでした。



1772年、ジョン・ヘンリー・ニュートン(英 1725年7月24日~1807年12月21日 右下画像参照)によってこの曲の歌詞が書かれました。 
(年代については諸説あり。なお、この賛美歌には他にも別歌詞があり、タイトルも"New Britain"等複数存在します。海外では同じ賛美歌を「今日は**のヴァージョンで歌おう」と言うことは珍しくないそうです)
Amazing Grace          「驚くばかりの」_c0163399_22272982.jpg
彼はかつて奴隷貿易に従事していました。航海中、大嵐にあい船が難破しかけた時「回心」を体験した話は有名です。その後勉学して神父となり、やがて、この歌詞が生まれたと言われています。
全編敬虔な神への賛美ですが、特に1コーラス目の歌詞にある“wretch”(哀れな人、恥知らず。『追われた者』と言う意味もある)はかつて奴隷船の船長であった自分を回顧して作られたとの先入観で読むと、また、感慨深いものがあります。
彼の「自伝」も出版されています。(注)



Amazing Grace !
How sweet the sound
That saved a wretch like me !
I once was lost, but now am found,
Was blind, but now I see.

アメイジング・グレイス (驚くばかりの神の恵み)
なんと妙なるその響き
私の如き哀れな人間すら救い給う
かつての私は見捨てられていたが、今は見出された。
かつての私は見ることが出来なかったが、今は見える。

(歌詞全文はこちら)

余談ですが、当時奴隷船の港として栄え、ジョン・ニュートンが寄港していたのは、
あのリヴァプールでした。

注) ジョン・ニュートン著 「アメージング・グレース」物語 彩流社 06年


彼の書簡、論文を翻訳者であり、研究者の中澤幸男氏が編集し、まとめたもの。

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# by Eiji-Yokota | 2007-12-14 14:53 | SONG

Autumn Leaves/Les feuilles mortes 「枯葉」 Part1

- 1945年 Jacques Prevert + 46年 Joseph Kosma / 49年 Johnny Mercer -
Autumn Leaves/Les feuilles mortes 「枯葉」    Part1_c0163399_2141216.jpg

元々、シャンソンの名曲でしたが、今やジャズのスタンダード・ナンバーでもあります。
45年、Joseph Kosma ヨゼフ・コズマ(1905 - 1969 作曲家、ハンガリー生まれ、後フランスに帰化)がローラン・プティ・バレー団の為の伴奏曲“Rendez-Vous(逢引)”として作曲。

46年、フランス映画「夜の門」(“Les Portes de la Nuit”)の挿入歌として採用され、脚本担当のJacques Prevert ジャック・プレベール(1900 - 1977 フランスの詩人、脚本家)が新たな詞を付け、当時新人歌手だったYves Montand イヴ・モンタンが劇中で歌いました。
ナチから解放された直後のパリで戦争の影を引きづりながら繰り広げられる愛憎劇。「運命」と称する狂言回し役の浮浪者がハーモニカで奏でる「枯葉」も効果的に使われています。当初予定されていたディートリヒとギャバンが脚本の不出来に降板したと言うエピソードが伝えられています。
この映画についての詳細データは、こちら

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# by Eiji-Yokota | 2007-12-14 14:52 | SONG

Till There Was You

-1957年 Meredith Willson-
Till There Was You_c0163399_17384963.jpg
またしても「えっ!」です。
だって、これもあのバンドのレパートリーでは…

さて、この曲はもともと57年公開のブロウドウェイのヒット・ミュージカル“The Music Man"の挿入歌でした。
このミュージカルはブロードウェイのマジェスティック劇場で12月19日の初演以来1375回上演され、翌年のトニー賞5部門を受賞。62年には映画化され、またミュージカルもリバイバル上演されました。

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# by Eiji-Yokota | 2007-12-14 14:50 | SONG

Day By Day

- 1945年 Sammy Cahn + Axel Stordahl + Paul Weston -

ジャズのスタンダードと言うか、もう教科書そのものと言っても良いかも知れません。
「日ごと貴方が恋しくなる」と歌うラヴ・ソング。

アクセル・ストーダル(1913年8月8日-1963年8月30日 NY生まれ)とポール・ウェストン(1912年3月12日-1966年9月20日 マサチューセッツ州スプリングフィールド生まれ)の二人が作曲しているところに居合わせた、売れっ子作詞家サミー・カーン(1913年6月18日-1993年1月15日NY生まれ)が請われて、その場で歌詞を書いたと言うエピソードがあります。
実は3人は同じアパートに住んでおり、前年にもこのトリオで"I Should Care"を作ってヒットさせたので、柳の下の土壌を狙ったようです。2人の奏でるメロディを聞いたカーンが"Day By Day"と言うタイトルを提案すると、彼等も賛成し、1時間ほどで曲を完成させたとカーンは自伝(注)に書いています。
Day By Day_c0163399_10265477.jpg
ウェストンは夫人のジョー・スタッフォード(左 "Starring Jo Stafford" Capitol 53年)に
Day By Day_c0163399_0512657.jpg
ストーダルは友人のフランク・シナトラ(右 "The Essential Frank Sinatra: The Columbia Years" 編集版)に、それぞれ、この曲をプレゼントし、共にヒットしました。

Day By Day_c0163399_23445487.jpg
以後、この曲を数多くのアーティストが取り上げていますが、有美さん好みはやはりDoris Dayでしょうか?
ポール・ウエストン自身のオーケストラがバッキングしている56年録音盤が有名ですが、今は翌年リリースのアルバムとのカップリング"2in1"盤(Day by Day/Day by Night)で楽しめます。
実は、彼女の芸名とこの曲には深い関係があります。ドイツ系移民の彼女の本名はドリス・メリー・アン・フォン・ケッペルホフ。そして、この曲をもとに“Day”の芸名が付けられたそうです。
(但し、彼女自身は、実はこの芸名を気に入っていなかったと、言われています)

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注) I Should Care:The Sammy Cahn Story (Arbor House) 74年

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# by Eiji-Yokota | 2007-12-14 14:49 | SONG