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When I Fall In Love 「恋に落ちた時」
-1952年 Edward Heyman + Victor Young -
エドワード・ヘイマン(詞)とヴィクター・ヤング(曲)のコンビによって作られたスタンダードです。 ヤングが音楽を担当した1952年のアメリカRKO映画“ONE MINUTE TO ZERO"(邦題「零号作戦」)で使用され有名になりました。映画の内容は朝鮮戦争を舞台に、北朝鮮のゲリラ攻撃に苦戦する国連軍、その中で出会う二人のラブ・ロマンスを描いたものです。 この映画の詳細データ→こちら。 【 カヴァー 】 1952年 ドリス・デイ(Doris Day - Greatest Hits Columbia 右画像)が歌い、ビルボード20位を記録しました。 マイルス・ディヴィスは早い時期にカヴァーしています。 "STEAMIN'"(Prestige 56年 左画像参照) しかし、何と言っても、この曲と言えば、ナット・キング・コールでしょう。 57年 エロール・フリン主演のユニバーサル映画“ISTANBUL”(イスタンブール)に自らも出演し、この曲を歌いました。 アルバム“Love Is the Thing「恋こそはすべて」"(Capitol)に収録。 (左下画像 56年12月28日録音) 翌年、英国でシングル・リリースされたところ、第2位にランク・インするヒットとなり、名実ともにこの曲は世界的なスタンダード・ナンバーの地位を得ました。 ところで、その30年後、再び英国でナット(当然、既に物故している)の歌がリバイバル・ヒットし、堂々第4位にランクインすると言う出来事がありました。 実は、当時、人気アイドルのリック・アストリーがこの曲をカバーしてシングル・ヒット(第2位)した為、ナットの歌に再びスポットが中ったのです。 それは、「歌の持つ力」を物語るエピソードでもありました。 リック・アストリーのヴァージョンは"The Ultimate Collection"(Sony BMG 08年)で、どうぞ。 ♫ 私が恋に落ちる時は、永遠に続く恋をする。 そうでなければ、絶対に恋には落ちない。 (歌詞全文はこちら) なんとも直球勝負のセリフで、こんなことを言われたら男は逃げだしたくなるかも… 「恋したときに」と言う邦題もあるようですが、ちょっとニュアンスが違います。 さて、最後は、この歌詞を活かし切ったカーメン・マクレーの絶唱を。 "BOOK OF BALLADS"(Kapp 60年) "never、never"と畳掛けてくる下り、「凄い」の一言です。 アフィリエイトのお知らせ 上記のアルバム・ビデオ・書籍等に関心のある方は、標題をクリックすれば、リンクしている販売業者のサイトで詳細を確認できます。購入の判断等はご自身の責任でお願いします。 なお、本文の末尾に2~3行のテキスト広告が掲示されることがありますが、これはブログの運営者 excite によるものであり、管理人は一切関知しておりません。
by Eiji-Yokota
| 2007-12-14 14:57
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