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Ev'ry Time We Say Goodbye 「いつもさよならを」
- 1944年 Cole Porter -
コール・ポーターが音楽を手がけた、44年開幕のブロゥドウェイ・レヴュウ"Seven Lively Arts"の挿入歌。(右下画像参照) ストラヴィンスキーのバレー音楽を使い、初日にはベニー・グッドマンも出演・演奏した意欲作でしたが、興業的には成功しなかったようです。(具体的な入場者数は不明ですが、データによれば上演回数183回。微妙な数字ですが、成功からは程遠いでしょう。このレヴュウの詳細はこちら) 大成功を収めた舞台や映画と共に、人気を博して今日に至った曲もあれば(例:My Favourite Things、Moon River)、逆に最初の舞台や映画は殆ど忘れ去られているにも拘わらず、自らの魅力により単独で生き抜いてきた曲もあります。 このブログで採り上げた"You'd Be So Nice To Come Home To""How Long Has This Been Going On ?""These Foolish Things"などがそうです。 この曲もその一つに数えて良いでしょう。 なお、この曲の表記については、従来から"Everytime We Say Goodbye"とクレジットされている例も多いのですが、上のオリジナル・シート・ミュージックの表記に従い、このブログでは掲題表記で統一します。 コール・ポーター(1891年6月9日-1964年10月15日インディアナ州ペルー生まれ)はアメリカを代表する作曲家です。 このブログで採り上げた"You'd Be So Nice To Come Home To"の他、"Night And Day""Begin The Beguine""Love For Sale"を始め、生涯に約870曲を作りました。 2004年に奥さんのリンダとの関わりを中心に描いた20世紀フォックスの映画"De-Lovely"「五線譜のラヴレター」が公開されました。映画の中ではNatalie Coleがこの曲を歌っていました。 機会があれば、今後、彼の生涯とこの映画についても触れたいと思います。 45年、上記レヴュウにも関わったベニー・グッドマンが、Peggy Mannのヴァーカルをフィーチャーし、クインテットで録音し、全米12位のヒットを記録します。 右画像は、当時の演奏を集めた編集版"Small Groups: 1941-1945"(Columbia) 以後、テディ・ウィルソン始め多くのアーティストがカヴァーします。 ここでは、あと二つ紹介しましょう。 一つは"Ella Fitzgerald Sings The Cole Porter Songbook"(Verve 56年) (左画像はオリジナル盤のジャケット) エラ自身が「自分のターニング・ポイントとなった」と評しているアルバムです。 この時代のエラは脂の乗った、まさに黄金期の歌唱を聞かせます。彼女はソング・ブック・シリーズとして他にもガーシュウイン、ロジャーズ+ハート、エリントン等をとり上げ、その一連の作品は代表作として定評のあるところです。 そして、John Coltraneの"My Favorite Things"(Atlatic 61年) これはタイトルソングの記事でも紹介したアルバムです。今もなお高い人気を博しています。(右画像参照) 歌詞のリフレインは次のような泣かせる言葉が綴られています。 ♫♫ 僕達がさよならを言う度に、いつだって僕は少しばかり死ぬ思いさ 僕達がさよならを言う度に、いつだって僕は少しばかり考えてしまう 天にまします全知全能の神様方は、どうして僕のことを考えてくれないのだろう 君が行くのを許してしまうなんて ♫♫ (歌詞全文はこちら) 多くのアーティスト同様、有美さんも、この曲をライヴのラストかアンコールで歌います。 では、私の記事も、このへんで。 アフィリエイトのお知らせ 上記のアルバムに関心のある方は、アルバム名をクリックすれば、リンクしている販売業者のサイトで詳細を確認できます。購入の判断等はご自身の責任でお願いします。
by Eiji-Yokota
| 2008-03-19 23:55
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