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Naomi's Choice 小柳有美の歌った歌
by Eiji-Yokota
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Ev'ry Time We Say Goodbye    「いつもさよならを」

- 1944年 Cole Porter -
Ev\'ry Time We Say Goodbye     「いつもさよならを」_c0163399_23114225.jpg
コール・ポーターが音楽を手がけた、44年開幕のブロゥドウェイ・レヴュウ"Seven Lively Arts"の挿入歌。(右下画像参照)

ストラヴィンスキーのバレー音楽を使い、初日にはベニー・グッドマンも出演・演奏した意欲作でしたが、興業的には成功しなかったようです。(具体的な入場者数は不明ですが、データによれば上演回数183回。微妙な数字ですが、成功からは程遠いでしょう。このレヴュウの詳細はこちら

大成功を収めた舞台や映画と共に、人気を博して今日に至った曲もあれば(例:My Favourite ThingsMoon River)、逆に最初の舞台や映画は殆ど忘れ去られているにも拘わらず、自らの魅力により単独で生き抜いてきた曲もあります。
このブログで採り上げた"You'd Be So Nice To Come Home To""How Long Has This Been Going On ?""These Foolish Things"などがそうです。
この曲もその一つに数えて良いでしょう。

なお、この曲の表記については、従来から"Everytime We Say Goodbye"とクレジットされている例も多いのですが、上のオリジナル・シート・ミュージックの表記に従い、このブログでは掲題表記で統一します。

コール・ポーター(1891年6月9日-1964年10月15日インディアナ州ペルー生まれ)はアメリカを代表する作曲家です。
このブログで採り上げた"You'd Be So Nice To Come Home To"の他、"Night And Day""Begin The Beguine""Love For Sale"を始め、生涯に約870曲を作りました。
2004年に奥さんのリンダとの関わりを中心に描いた20世紀フォックスの映画"De-Lovely"「五線譜のラヴレター」が公開されました。映画の中ではNatalie Coleがこの曲を歌っていました。
機会があれば、今後、彼の生涯とこの映画についても触れたいと思います。

45年、上記レヴュウにも関わったベニー・グッドマンが、Peggy Mannのヴァーカルをフィーチャーし、クインテットで録音し、全米12位のヒットを記録します。
Ev\'ry Time We Say Goodbye     「いつもさよならを」_c0163399_23134829.jpg
右画像は、当時の演奏を集めた編集版"Small Groups: 1941-1945"(Columbia)
以後、テディ・ウィルソン始め多くのアーティストがカヴァーします。

Ev\'ry Time We Say Goodbye     「いつもさよならを」_c0163399_23144437.jpg
ここでは、あと二つ紹介しましょう。
一つは"Ella Fitzgerald Sings The Cole Porter Songbook"(Verve 56年)
(左画像はオリジナル盤のジャケット)
エラ自身が「自分のターニング・ポイントとなった」と評しているアルバムです。
この時代のエラは脂の乗った、まさに黄金期の歌唱を聞かせます。彼女はソング・ブック・シリーズとして他にもガーシュウイン、ロジャーズ+ハート、エリントン等をとり上げ、その一連の作品は代表作として定評のあるところです。
そして、John Coltraneの"My Favorite Things"(Atlatic 61年)
Ev\'ry Time We Say Goodbye     「いつもさよならを」_c0163399_23152984.jpg
これはタイトルソングの記事でも紹介したアルバムです。今もなお高い人気を博しています。(右画像参照)


歌詞のリフレインは次のような泣かせる言葉が綴られています。
♫♫
僕達がさよならを言う度に、いつだって僕は少しばかり死ぬ思いさ
僕達がさよならを言う度に、いつだって僕は少しばかり考えてしまう
天にまします全知全能の神様方は、どうして僕のことを考えてくれないのだろう
君が行くのを許してしまうなんて
♫♫
(歌詞全文はこちら


多くのアーティスト同様、有美さんも、この曲をライヴのラストかアンコールで歌います。

では、私の記事も、このへんで。

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by Eiji-Yokota | 2008-03-19 23:55 | SONG
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