Naomi's Choice 小柳有美の歌った歌
by Eiji-Yokota
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He Was Beautiful / Cavatina   Part2

- 1970年 Stanley Myers + 1976年 Cleo Laine -
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冒頭画像は「 BD/洋画/ディア・ハンター (Blu-ray)/GNXF-1216 」(2011年 ジェネオン)

映画の詳細データ→IMDB

さて、Part1で、この曲生まれた経緯と各関係者の動向を見てきましたが、何といっても、この曲が世界的に有名になった切っ掛けは映画"The Deer Hunter"でした。

ここでは、183分に及ぶこの大作の中で、マイケル・チミノ監督の要請や彼との議論を経て、スタンリー・マイヤーズが(既作の"Cavatina"を含め)どんな音楽を作り出し、それが映画の中で、どう使われたかを、"Cavatina"を中心に粗筋を追う中で見ていきましょう。
(ここから先は、映画の核心部分に言及しますので、まだ映画を見ていない人は、見てから読まれることをお勧めします)

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by Eiji-yokota | 2011-05-23 00:00 | SONG | Comments(0)

He Was Beautiful / Cavatina   Part3

- 1970年 Stanley Myers + 1976年 Cleo Laine -
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シンプルで平易なメロディ、可憐で繊細。
時に優しく、時に切なく響き、心に染み入るかのような、その調べ。

Part1では、この曲が作られてから"The Deer Hunter"に使用され、世界的に有名になるまでを見てきました。
それらのシーンに立ち会い、貢献してきたギターのジョン・ウィリアムズ抜きには、この曲は語れませんが、彼もまた、この曲を契機に、大衆的知名度・人気も得て、従来の「クラシック・ギターのプリンス」からポピュラーを含む音楽全般に亘る多彩な活動を広げるミュージシャンへと成長していきます。

一昔前のギター小僧達の目標あるいは動機は、好きな女の子の前で流暢に"Recuerdos De La Alhambra「アルハンブラの思い出」"や" Romance 「禁じられた遊び(愛のロマンス)」"をつま弾いてみせることでした。
彼等のヒーローはセコビアであり、イエペスであり、ブリームでした。
今やそれらに取って代わる存在となったのが、この曲であり、ジョン・ウィリアムズなのかも知れません。

一見シンプルなそのメロディは、誰でも容易に弾けそうな錯覚に陥りがちですが、セーハー(一つの指で複数の弦を押さえる技法、バレーとも言う)も、結構出て来るので、初心者には、実は、なかなかの難物です。


冒頭画像はジョン・ウィリアムズ"Ultimate Guitar Collection" (2005年 Sony)
所謂ベストものですが、上記の曲を含めギターのスタンダードが網羅され、また、彼の広いレパートリーがコンパクトにまとめられており、今やギタリストとして頂点に立つジョン・ウィリアムズやクラシック・ギターの入門編として最適でしょう。しかも比較的廉価です。
なお、ここで収録されている"Cavatina"は96年収録のものです。
オリジナル盤:Plays the Movies (Sony)


Part3では、クレオの書いた"He Was Beauriful"の歌詞、この曲のヒット状況とカヴァー、そして、映画「ディア・ハンター」のヒット以後の関係者達の動向を見ていくことにしましょう。

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by Eiji-yokota | 2011-04-30 23:59 | SONG | Comments(0)

He Was Beautiful / Cavatina   Part1

- 1970年 Stanley Myers + 1976年 Cleo Laine -
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英国の作曲家Stanley Myers スタンリー・マイヤーズが1970年に"Cavatina"を作曲。
1976年に英国の女性ジャズ・シンガー、Cleo Laineクレオ・レインが"He Was Beautiful"のタイトルで歌詞をつけました。

Cavatinaカヴァティーナとは、音楽用語(イタリア語)で、元来、反復部のない素朴な性格の短い歌曲の意。現在では素朴な旋律を持つ歌謡的声楽曲または器楽曲を指します。
したがって、このタイトルを冠した作品は他にも沢山あります。
しかし、その中でも、映画“The Deer Hunter「ディア・ハンター」”(1978年)の主題歌としてJohn Williamsジョン・ウィリアムズ がギターで演奏し、「ディア・ハンターのテーマ」とも表記される本曲が一番有名でしょう。

ところで、この曲は元々は別の映画の為に書かれたものでした。
以下、この曲が生まれてから上記映画に使用されるまでの各関係者の動きを追ってみましょう。

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by Eiji-yokota | 2011-03-03 20:00 | SONG | Comments(0)

Autumn Leaves/Les feuilles mortes  「枯葉」  Part2

- 1945年 Jacques Prevert + 46年 Joseph Kosma / 49年 Johnny Mercer -
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秋の定番と言えば、この曲。
この曲については、まだ、このブログが独立する前の段階、すなわち、有美さんのHPの片隅を借りて、曲紹介を書いていた08年の前半に、いち早く採り上げました。
(ブログの下段の日付は原則として07年12月以降の各曲の有美さんの初演日であり、記載した日とは限りません)
当時は、曲紹介の内容もわりと平板で短めでした(実は、その方が読み易くて良いと言う意見も、根強いのですが…)が、今回、それに若干手を加え、Part1としました。
確認されたい方はクリック→Part1

なお、日本語歌詞については、こちらをクリック→Part3

そしてこのPart2では、もう少しカヴァー曲を追加してご紹介したいと思います。

なお、冒頭の画像はユニバーサル系列の音源を集めた編集盤「枯葉 Autumn Leaves」(ユニバーサル 04年)
Part1で概説した演奏の一部や"What's New?"で紹介したビル・エヴァンスとジェレミー・スタイグの競演や色々珍演奏まで収録されています。

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by Eiji-yokota | 2010-10-18 00:31 | SONG | Comments(0)

Smile

- 1936年 Charles Chaplin + 1954年 John Turner + Geoffrey Parsons -
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新春、今年最初にご紹介する曲は、チャップリンの名曲、"Smile"です。
チャップリンの代表作として知られる"Modern Times" (UNITED ARTISTS 36年 詳細はタイトルをクリックし、IMDBへ)の印象的なラスト・シーン。
工場をクビになったチャーリーと街で偶然出会った浮浪少女。
何とか現代(モダン・タイムズ)に生きようと一生懸命に努力するのに何故かうまくいかない二人。
「頑張っても何にもならないじゃない」と泣きじゃくるポーレット・ゴダードを励まして、チャーリーは謂います。
「僕らはやっていけるさ (We'll get along)」
そして、二人は手に手をとって歩み始めます。
チャー1リーがゴダードに微笑むように促します。
二人は笑いながら歩き続けます。地平線へ続く一本道をどこまでも…
このシーンに流れていたのが、この曲です。
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by Eiji-Yokota | 2009-10-24 21:00 | SONG | Comments(0)

Moon River

- 1961年 Johnny Mercer + Henry Mancini -
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あまりに有名な映画、"Breakfast at Tiffany's" 「ティファニーで朝食を」(Paramount)の主題歌。映画の詳細データはここをクリック下さい

当時売出し中だったトルーマン・カポーティの58年発表の私小説的作品(注)の映画化。
オードリー・ヘプバーン主演。

61年10月公開。翌月には早くも日本でも公開されており、当時の日本でのオードリーとこの映画の人気の程が推し測れます。カポーティは映画化にあたって、マリリン・モンローの主演を望んでいましたが、モンローの演技顧問の反対でキャンセルされ、オードリーの登場となったと言われています。
脚本は原作とはかなりかけ離れており、彼としては不満だったようです。
映画ではカポーティの分身である作家志望のポール(ジョージ・ペパード)と、同じアパートに住む小悪魔的な無邪気さと妖精のような純真さを併せ持つホリー(オードリー)のラヴ・ロマンスを中心にしています。
最後がハッピーエンドになるところもハリウッドらしい。(原作ではホリーは一人ブラジルへ旅立ちます)アパートの住人でホリーに振り回される日本人カメラマンYunioshi(ミッキー・ルーニー)が出てきますが、いかにも西洋から見た日本人像で(ちょん髷よりは、ましですが)日本人としては複雑な思いもします…

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by Eiji-Yokota | 2008-09-04 19:50 | SONG | Comments(0)

Over The Rainbow    「虹の彼方に」

- 1938年 Edgar "Yip" Harburg + Harold Arlen -
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39年封切りのMGM映画ミュージカル映画“THE WIZARD OF OZ 「オズの魔法使」”の挿入歌。なお、タイトルの頭に"Somewhere"を付している例も見かけますが、登録上は上記(掲題)の通りです。

今や「20世紀」を代表する歌(注1)として位置づけられるこの曲ですが、実は一つ間違えば、全く世に出ることもなく葬り去られる運命にありました。

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by Eiji-Yokota | 2008-07-04 20:27 | SONG | Comments(0)

Isn't It Romantic ?    「ロマンチックじゃない?」

- 1932年 Lorenz Hart + Richard Rodgers -

ミュージカル映画"Love Me Tonight"「今晩は愛して頂戴ナ」(Paramount)の挿入歌。詳細データはこちら (下の画像はヴィデオ発売時のパッケージ)
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邦題は当初「今晩は」の「は」がない為に風紀上?の理由によりボツになったとか…
モーリス・シュヴァリエ、ジャネット・マクドナルド主演。
あらすじ:貧しいが腕の良い陽気なパリジャンの仕立屋モーリスは、溜まった洋服代の取り立てにギルバート子爵の館に訪れます。が、ギルバートは借金を取立られていることを父のダルテリン公爵に知られたくないあまり、モーリスを男爵として紹介。一方、モーリスは館に住むジャネット姫に恋をします。しかし、ジャネットの方はモーリスの素性を疑い…
と言う、よくあるパターン。

この曲は映画の中では、まず、仕立屋のモーリスが歌いはじめ、それをお客が歌い繋ぎ、外に出ます。タクシーの運転手がそれを聞きつけて、口笛を吹きます。そのタクシーに乗った作曲家は汽車の中で歌詞をつけて歌い、それを聞いた兵士が田舎での行進中に歌い、それを聞いたジプシーがヴァイオリンで奏で、最後に館の中のジャネット姫に伝わって彼女が歌う、と言う場面転換と今後のストーリーを暗示する使われ方をします。当時としては結構ざん新だったのではないでしょうか。

この曲はその後、54年公開のオードリー・ヘプバーン主演の"Sabrina"「麗しのサブリナ」でも使われる等、スタンダードナンバーになりました。作ったのは有名なロジャーズ&ハートのコンビ。
チビで頭でっかち、ゲイで奇人変人の天才詩人ロレンツ・ハート(1895年5月2日-1943年11月22日 NY生まれ)とコロンビア大学の後輩で長身の美男子、裕福な医者の息子のリチャード・ロジャーズ(1902年6月28日-1979年12月30日 NY生まれ)のコンビは1919年からハートの死まで、主としてミュージカル音楽を手がけ、"My Funny Valentine"を始め多くの名作を世に送りました。
ハーツの死後もロジャーズはやはり大学の後輩のオスカー・ハマースタインⅡ世と組んで、晩年まで活動します。このコンビではお馴染みの"The Sound of Music”等を生み出します。ロジャーズは(ハマースタインの死後も含め)生涯に900超の曲を作曲しました。
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さて、この曲のカヴァーも名演が目白押しですが、まずは女性ヴォーカルでカーメン・マクレエ。この人のバラードのうまさには定評があります。
その中でも評価が高い"BOOK OF BALLADS"(Kapp 60年)を。
(後にカーメンはベティ・カーターとのライヴでは、うって変わって、得意のスキャットで暴れまくるパフォーマンスを披露します)
インストゥルメンタル・ヴァージョンでは、やはりBill Evansの定評あるライヴから。
"At Shelly's Manne-Hole"(Riverside 63年)
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この曲の正規版は2つのヴァース、4つのコーラスの構成で歌詞が延々と続きます。
今日のサブプライム問題で様子がおかしくなった今の世界を先取りした歌詞(コーラス1の一部)もあります。勿論、本当は大恐慌の直後に書かれたものですが…これはハートのお遊び。複雑でコンプレックスの塊で、皮肉屋で、しかし、紛う方なき天才詩人の…

♫♫
素敵じゃないかい?
百万長者が皆破産して泣き言を言っている時に
僕が髪の毛をかきむしって慌てたりする必要なんてないさ
だって、僕には失うものなんてないもの
自分自身借金して一発あてるなんてマネは
僕には出来ないよ
全く素敵じゃないか
♫♫

勿論、実際によく歌われているのはコーラス3ですね。

♫♫
なんて素敵なの?
夜の音楽、夢のような調べが聞こえる
素敵だよね
うごめく影がいにしえの魔法の呪文を綴り
梢の彼方で風のざわめきが聞こえる
世間の皆が言ってるよ
「君は恋する為に生れて来たのさ」
♫♫

この部分の歌詞全文はこちらをクリック。

さて、我が有美さんですが、ある日、呑み屋に数人の高校の同窓生がたむろしていた時、やおら彼女は手帳を取り出して、皆に"I love you"を各国語でどう言うかヒアリングを始めました。
今や我が同期は語学の先生もいれば、世界を股にかけるビジネスマンもおり、たちまちにして、仏、独、伊、西、露、中他の各国語が集まりました。
傍らで飲んでいた私は「何かの曲で使うんだろうな」とその時思っておりましたが、それがこの曲だったんですね。ちょっと意外。ライヴでは、後半のアドリブ部分で彼女はスキャットの代わりに「我愛您(ウォゥアイニン)Ich liebe dich(イッヒリーベディッヒ)」等各国語で“I love you” を連呼していました。なるほど、そう来ましたか…

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by Eiji-Yokota | 2008-03-19 21:22 | SONG | Comments(0)

You'd Be So Nice To Come Home To

-1943年 Cole Porter -
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アメリカが生んだ偉大な音楽家コール・ポーターの代表作の一つです。
43年コロンビア映画“Something To Shout About”で主演のJanet Blair ジャネット・ブレアとDon Ameche ドン・アメチーがデュエットで歌っています。

この映画からはミュージカル映画音楽賞(モリス・W・ストロフ)と歌曲賞(この歌)がアカデミー賞にノミネートされましたが、残念ながら映画そのものはヒットしませんでした。

映画のあらすじ:
失敗続きのミュージカル・プロデューサー、サムソンは、離婚扶養手当をもらって裕福なドナから「出資するから、自分を主役にせよ」と迫られて困っています。彼女は歌えないし、演技も出来ないし、勿論、踊れないのです。そんな時サムソンの広報担当のケン(ドン・アメチー)が曲を売り込みにきたジーニー(ジャネット・ブレア)と出会います。やがて、ジーニーの才能に気づいたサムソンはドナを罠にかけて警察に逮捕されるよう仕掛けます。しかしショウの初日、釈放されたドナが現れ…
さて、コール・ポーターは、この映画を評して“something to cry about”と言ったとか言わなかったとか。
この映画の詳細データについては、こちら

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by Eiji-Yokota | 2008-03-19 11:11 | SONG | Comments(4)

Have Yourself A Merry Little Christmas

-1944年 Hugh Martin + Ralf Blane -
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クリスマス・ソングの一つ。
クリスマス・ソングあるいはクリスマス・キャロルの区分・全般的解説は、“We Wish You A Merry Christmas”を参照ください。

この曲に関しては、欧米ではクリスマス・ソングの定番として、すっかり定着し、その人気はあの"White Christmas"を凌ぐほど(注1)ですが、日本ではそれ程でもありません。

今回は日米間に横たわるギャップの「謎」についての「私見」を述べたいと思います。
この曲は44年に公開されたジュデイ・ガーランド主演のMGMのヒット映画“MEET ME IN ST.LOUIS”(邦題「若草の頃」)の挿入曲です。
一応、Hugh MartinとRalf Blaneの共作とクレジットされていますが、近年マーティンは「ブレインは励ましてくれたけど、曲作りには何もしていない」と述べているようです。
映画の舞台は、万国博覧会の開催を来年(1904年)に控えて、準備に湧きかえるセントルイス。そこに住む弁護士一家の1年間の物語をフルカラーで描いています。監督は、この作品が出世作となり、その縁で翌年ジュディと結婚したヴィンセント・ミネリ(そして二人の間に生まれた娘が、かのライザ・ミネリ)、更にこの他、当時名子役と言われたマーガレット・オブライエン、トム・ドレイク等の人気スターが勢ぞろいし、MGMとしては「風と共に去りぬ」に続く、ベスト2の興業成績を上げたと言われています。(一説では製作費170万ドル、興業収入756万6000ドルとか)この映画の詳細データはこちら
なお、主演のジュディとプロデューサーのアーサー・フリードについては"Over The Rainbow"でやや詳しく解説していますので、そちらもご覧ください。(曲名もクリックください。)

映画のラスト近く、一家は父の仕事の関係でニューヨークへ転勤が決まり、セントルイスを離れなければならなくなります。友達や住み慣れた土地、そしてようやく親しくなったジョン(トム・ドレイク)とも別れなければならない日が近づいて来ます。
今夜はクリスマス・イブ。
5歳の妹トゥティ役のマーガレット・オブライエンが姉のエスター役のジュディ・ガーランドに言います。
「ニューヨークになんか行ってしまったら、サンタに分からなくなってしまう」
「大丈夫よ、サンタは何でも知っているんだから」
そして、エスターはこの曲を優しくトゥティに歌いかけます。
自分自身の恋心、苦しい胸の内を押し隠して…

♫♫
あなたにささやかなメリークリスマスを。
心に明かりを灯しましょう。
来年にはトラブルは消えてなくなる筈
♫♫

おそらく、この瞬間、この映画とこの曲はアメリカ人の心を鷲掴みにしたと私は睨んでいます。

当時、第2次大戦中の暗い世相に疲れたアメリカ人にとって、20世紀初頭の活気に溢れる古き良き時代のアメリカに対するノスタルジーをくすぐる魔力がこの映画にはあったのでしょう。
かくて、この曲は、クリスマス・ソングの定番となったのでした。
しかし、日本では映画の公開も51年と遅れた上、特段ヒットすることもありませんでした。この曲が日本では今一、知名度が低いのは、このお披露目の際のインパクトの差が後まで影響していると私は考えています。

さて、実はこの曲の歌詞はいくつかの種類が存在しています。

映画撮影の当初は上記の曲の出だしで、タイトルをコールした後、
It may be your last
Next year we will all be living in the past
と言う歌詞でした。(末尾でご紹介するDVD特別版参照)
「最後のクリスマス、来年は私達は全て過去の存在になる」
てな、意味になるでしょうか。
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ジュディが「これでは、あまりに暗すぎる」とクレームし、その他の修正も加え、結局現在の詞になりました。
ジュディ・ヴァージョンを聴きたい方は、"Very Best of Judy Garland"(Warner 05年)をお勧めします。彼女の主演映画の主題歌・代表的な挿入曲が収録されており、映画スター、ジュディの全貌がつかめます。

しかし、これで終わりではありませんでした。
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57年にフランク・シナトラがこの曲を採り上げるに際し、更にマーティンにラスト部分の変更を求めます。
「俺のアルバムのタイトルは"Jolly(陽気な)Christmas"って言うんだ。この部分をJollyに直してもらえないだろうか」と。
結局、「(再会するまで)耐えていきましょう」と言うくだりが、「一番高い枝に輝く星を飾ろう」と変更されたのです。恐るべしシナトラ!(注2)
シナトラ・ヴァージョンは"A Jolly Christmas from Frank Sinatra"「シナトラとメリー・クリスマス」(Capitol)でどうぞ。

以後、カヴァーするアーティストの好みで、それぞれの歌詞が歌われています。(ガーランドも後にシナトラ版を歌っています)
因みに、有美さんはガーランド版で歌っています。

注1) 米国で人気のあるクリスマス・ソング
 米国作曲家協会ASCAPが2007年11月12日発表した過去5年間でオンエアされたホリディ・ソングのランキングによれば、上位曲は次のとおり。カッコ内はその曲で最も多くオンエアされたアーティスト。
参考までに過去の集計も掲示しました。
こうして見ると、時代とともに曲の好みが微妙に変わっているのが分かりますね。

1.Winter Wonderland (Eurythmics)
2.The Christmas Song (Nat King Cole)
3.Have Yourself A Merry Little Christmas (Pretenders)
4.Santa Claus Is Coming To Town (Bruce Springsteen)
5.White Christmas (Bing Crosby)

2003年度
1.The Christmas Song
2.White Christmas
3.Santa Claus Is Coming To Town
4.Winter Wonderland
5.Have Yourself A Merry Little Christmas

1998年度
1.White Christmas
2.Santa Claus Is Coming To Town
3.The Christmas Song
4.Winter Wonderland
5.Rudolph The Red-nosesd Reindeer

注2) 3つヴァージョンの歌詞とこの曲についての関係者の動向
ご関心を持たれた方は、英語のサイトですが、比較的平易に丁寧に解説してあるENTERTAINMENT WEEKLYの特集記事をご参照ください。

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なお、上記映画のDVD(日本版)購入ご希望はこちら→映画「若草の頃」
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by Eiji-Yokota | 2007-12-14 16:39 | SONG | Comments(0)