Naomi's Choice 小柳有美の歌った歌
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Moon River

- 1961年 Johnny Mercer + Henry Mancini -
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あまりに有名な映画、"Breakfast at Tiffany's" 「ティファニーで朝食を」(Paramount)の主題歌。映画の詳細データはここをクリック下さい

当時売出し中だったトルーマン・カポーティの58年発表の私小説的作品(注)の映画化。
オードリー・ヘプバーン主演。

61年10月公開。翌月には早くも日本でも公開されており、当時の日本でのオードリーとこの映画の人気の程が推し測れます。カポーティは映画化にあたって、マリリン・モンローの主演を望んでいましたが、モンローの演技顧問の反対でキャンセルされ、オードリーの登場となったと言われています。
脚本は原作とはかなりかけ離れており、彼としては不満だったようです。
映画ではカポーティの分身である作家志望のポール(ジョージ・ペパード)と、同じアパートに住む小悪魔的な無邪気さと妖精のような純真さを併せ持つホリー(オードリー)のラヴ・ロマンスを中心にしています。
最後がハッピーエンドになるところもハリウッドらしい。(原作ではホリーは一人ブラジルへ旅立ちます)アパートの住人でホリーに振り回される日本人カメラマンYunioshi(ミッキー・ルーニー)が出てきますが、いかにも西洋から見た日本人像で(ちょん髷よりは、ましですが)日本人としては複雑な思いもします…





タイトルの意味はご存知の通り、「ティファニーで朝食を食べるご身分」の喩え。この映画によりティファニーの日本での知名度は飛躍的に上がりました。我々が洋楽に目覚めた頃には、既にこの映画は封切られた後でした。まだヴィデオも普及しておらず、TVでの再放送の機会も少なく、勿論、ティファニーも日本に進出していませんでした。しかし、この曲は有名で、この映画のタイトルも人口に膾炙されていました。
「知っとうや、ティファニーはレストランや、なかっちゃけんね。ニューヨーク五番街にある宝石店ばい」と生意気盛りの我々は乏しい情報の中で知識比べをしたものでした。

さて、この曲は、「枯葉」の英語の歌詞でお馴染みのジョニー・マーサー(1909年11月18日-1976年6月25日後記参照)が、あらかじめ出来ていたヘンリー・マンシーニ(1924年4月26日-1994年6月14日 クリーヴランド生まれ)の曲(*)に台本を見ながら歌詞をつけたもので、二人にとっても最大のヒットになりました。

(*)人通りのない朝のNY五番街にタクシーが現れ、ジヴァンシーのドレスを纏ったオードリーが降りてきて、(本当は大嫌いな)デーニッシュをティファニーのショウ・ウィンドゥ前で頬張る有名なオープニング・シーンでハーモニカ・バージョンが使用されました。ラスト・シーンでもコーラス・ヴァージョンが流れます。マンシーニは自ら一番作曲に苦労した曲であることを認めているようです。映画"Funny Face"「パリの恋人」のオードリーの歌う"How Long Has This Been Going On ?"を何度も繰り返し聞いて、オードリーの声域に合わせて作曲したと言われています。「オードリーなくしては"Hocklebery friend"はなかっただろう。彼女はあの歌を忠実に、歌詞に心をこめて歌った。彼女は自分が何をしているか、歌詞がどういうものかを知っていた」(Gene Feldman"Audrey Hepburn Remembered(DVD)" Janson Media 94 より)

最初は歌詞は次の様なものだった、と伝えられています。

♫ I'm Holly , like I want to be
   like Holly on a tree back home

南部出身と言う設定のホリーに合わせてマーサーはこの歌詞を作りはじめました。最初はこの曲に"Red River"と言うタイトルをつけていたようです。彼自身も南部のジョージア州サバナの出身で、自宅の傍を流れるBack River(後に、この曲に因んでMoon Riverと命名されました。この河の写真がJohnnyMercer.comに掲載されています)をイメージしたとも言われています。彼自身、歌詞で一番大事なものは「タイトル」だと発言していますが、まさに、それを自ら証明した形ですね。

では、完成形のお馴染みの歌詞の一部をーー
(アンディ・ウィリアムズもかつて、この曲を歌う前に「意味がよく分からないところがある」と発言していましたが、たしかに、その通りです…)

♫ 君がどこに行こうとも僕はついていく
  虹の向こうにある同じ幸せを僕らは追い求めているんだね
  僕の幼な馴染み
  月の河と僕

この曲の歌詞全文はこちらをクリック。

映画の中では、オードリーがアパートの非常階段で一人ギターを弾きながら歌います(*)。プレヴューの後、上映時間が長過ぎる(現在の完成版は115分)と言う話になった時にパラマウントの首脳陣は真っ先にこのシーンのカットを提案したと言われています。それを聞いたオードリーが珍しく激怒しました。(一説には「私が生きている間には絶対そんなことはさせないわ」と言ったとか…)
既に大スターの地位を掴んでいたオードリーでしたが、下積みも経験していました。彼女はホリーのこのシーンに辛かったその時の自分を同化させていたのではないでしょうか。そう思って映画を見直すと、歌い終わってジョージ・ペパードに見せたオードリの表情もまた違った意味を持ってきます。
とまれ、その結果、観客や音楽ファンを含む関係者全てが幸せになったと言う訳です。でも、この手の話は、よくあることです。たとえば、映画『オズの魔法使』の"Over The Rainbow"のシーンでも…

(*)原作では、おそらくカポーティの創作と思われる(出典をご存知の方、是非ご教示ください)「放浪」をイメージした歌詞をホリーは歌っています。なんと言っても、ホリーの郵便受けの表示は「旅行中」ですからね。

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この映画のサントラ盤"ティファニーで朝食を"(RCA)もNo.1となり、ベストセラーになりました。(右画像参照)
全曲マンシーニ・オーケストラによる演奏で、オードリーの歌唱は収録されていませんので、念の為。
オードリーのオリジナル歌唱が収録されているアルバムはこちら。(下画像参照)
"Music from the Films of Audrey Hepburn"(Warner)
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最初に録音したのはJerry Butler ジェリー・バトラー。

同曲はアカデミー主題歌賞(マンシーニとマーサー)受賞及び歌曲賞(マンシーニ)を受賞。
62年の授賞式ではアンディ・ウィリアムズが、この曲を歌いました。
以後、彼のTV番組のテーマソングともなり、彼の代名詞のような曲となりました。
下画像は彼のアルバム
"Moon River"(Columia 62年)。
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この曲は、他にもグラミー賞最優秀歌曲賞受賞、2004年AFI(全米映画協会)100Years 100Songs #4 (#1はOver The Rainbow)に輝きました。
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多くのアーティストがカヴァーしていますが、インストゥルメンタル・ヴァージョンからArt Blakeyの"Buhaina's Delight"(BLUENOTE 61年)をご紹介します。(左画像参照)
ウェイン・ショーターを迎えてモード・ジャズに挑んだ3管編成の新生メセンジャーズの会心作です。

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ヴォーカルでは、Cassandra Wilson カサンドラ・ウィルソンの傑作アルバムと評価が高い "New Moon Daughter ニュー・ムーン・ドーター"(1995年 Blue Note)を。
この日本盤には同曲がボーナス・トラックとして収録されています。
ジャズの枠を超えた多彩な選曲の中、アルバム全体に彼女のディープな世界が展開されますが、聴く者はただ圧倒されるか、頑なに拒絶するかを迫られます。


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注)最近、村上春樹さんによる原作の新訳本が出版されました。
トルーマン・カポーティ著「ティファニーで朝食を」(新潮社 08年)

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DVDはこちら 「ティファニーで朝食を」 
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by Eiji-Yokota | 2008-09-04 19:50 | SONG | Comments(0)
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