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Naomi's Choice 小柳有美の歌った歌
by Eiji-Yokota
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Air on the G String /Arie auf G    「G線上のアリア」 

-1722年?   Johann Sebastian Bach -
Air on the G String /Arie auf G    「G線上のアリア」 _c0163399_2128443.jpg

クラシックの楽曲としては知名度も高く、最も人気のある作品の一つでしょう。
特に昨今は、クラシックの枠を超え、「癒し」「ヒーリング・ミュージック」として様々なアーティストが採り上げられ、BGMとしても幅広く聴かれています。

改めて説明するまでもなく大バッハの作品です。
多くの方がご存知のとおり、この曲のタイトル、というか「通称/ 愛称」はバッハ自身が名付けたものではありません。
正式な名称は、管弦楽組曲第3番(BWV 1068) の第2曲「アリア」(Air)。
二長調(Dm)で書かれていた原曲をハ長調にすると、ヴァイオリンのG線だけで演奏できることを「発見」したのは、19世紀後半に活躍したバイオリニストのアウグスト・ヴィルヘルミでした。

では、この楽曲の生まれた背景、世間に受け容れられていく状況、更にその広がりを見ていきましょう。
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冒頭画像は主としてクラシック界の各楽器による演奏を収録した「G線上のアリア100%」(98年 BMGジャパン)、続編の「G線上のアリア100% rosso」(07年 同上)も出ています。




【 作曲の背景 】
ヨハン・セバスチャン・バッハ (1685 - 1750)のKöthen ケーテン時代の作品です。
Air on the G String /Arie auf G    「G線上のアリア」 _c0163399_1258179.jpg
(左画像はケーテン市の中央にあるバッハ公園内に生誕200年を記念して1885年に建てられた銅像。ケーテン市の公式HPより)

それまでヴァイマールの宮廷音楽家として順調に昇進を遂げていたバッハは主家のお家騒動の煽りを食らって、結局追放同然で職を辞します。
その彼に救いの手を差し伸べたのが音楽好きの若き領主ケーテン候、Leopold von Anhalt=Köthen レオーポルド・フォン・アンハルト=ケーテン (1694 - 1728) でした。彼はバッハの後援者、生涯の友人として歴史に名を残すことになります。この管弦楽曲も彼に献呈されたものでした。
Air on the G String /Arie auf G    「G線上のアリア」 _c0163399_13182634.jpg
ケーテンは現在はドイツ、ザクセン=アンハルト州の群市(Kreisstadt)ですが、当時は神聖ローマ帝国内の領邦として小国ながら独立を保った存在でした。バッハはこの地の宮廷楽長に就任しました。
時にバッハ32歳。レオーポルド候は若干23歳でした。
この時期、13年連れ添った妻マリーア・バルバラの急死という不幸もありましたが、アンナ・マクダーレ・ヴィルケと再婚し、音楽的にも充実した作品群を生み出した時期でもありました。
ブランデルブルク協奏曲、各管弦楽組曲、平均律クラヴィア曲集第1巻がこの時代の有名な作品です。
無伴奏チェロ組曲の完成もこの時期と言われています。
バッハがケーテンに滞在したのは僅か6年でしたが、地位・報酬等最も恵まれた環境だったと言えます。

ところで、バッハ自身は教会音楽を重視する熱心なルター正統派の信者でしたが、ケーテン宮廷自体は音楽を重視しないカルヴァン派でした。
そのせいでしょうか、この時期はバッハは殆ど宗教曲を作っていません。
また、レオーポルト候が迎えた皇后フリーデリカ・ヘンリエッタは音楽に理解を示さなかったと言われ、バッハは次第に居辛くなったと類書等には記されています。
1723年、結局、バッハはケーテンを後にし、生涯の地となるライプチヒへ向かうこととなります。そこがルター派の一大拠点だったことも理由の一つに挙げられています。
1728年、僅か33歳の若さでレオーポルド候が急逝。ライプチヒに赴任しても、なおケーテン宮廷楽長の称号を名乗っていたバッハは、29年3月に行われた追悼礼拝に駆けつけ、葬送カンタータ「子らよ嘆け」(BWV 244a) を捧げ、この若き友人にして元主君への最後のお勤めと敬意を表しました。

今日では「音楽の父」と称えられることの多いバッハですが、当時は、演奏者としての評価こそ高かったものの、作曲家としての一般的評価は同時代のテレマンやグラウプナーの後塵を拝していたと言われています。
そしてバッハの死により膨大なその作品は一時忘れ去られたかのようでした。
勿論、子息や弟子達によって細々とではありますが、その音楽は継承され、その一端はモーツアルトやベートーベンにも届いてはいましたが、バッハの本格復権=再評価は、やはり、メンデルスゾーンによる1829年ベルリンでのマタイ受難曲の全曲演奏における成功まで待たねばなりませんでした。

【 「G線上のアリア」の誕生 】

バッハの作品はメンデルスゾーンによる再評価後も、その膨大な作品量の為、脚光が中る迄、更に長い時間を要し、再発掘を待たねばならない曲もありました。
今ではCMにも使われる程有名になった無伴奏チェロ組曲も、パブロ・カザルスによる「再発掘」が必要でした。("WHO'S WHO"の記事参照)
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この曲も似たような経緯を辿っています。
この曲に最初に光を当てたのは前記のドイツ人のヴァイオリニスト August Daniel Ferdinand Victor Wilhelmj アウグスト・ウイルヘルミ(1845 - 1908)でした。
法学者兼弁護士の父とショパンに師事したピアニストの母の間に生まれた彼は幼い頃からヴァイオリンに才能を発揮し、ヨーロッパを股にかけて活躍します。
作曲も行い、ワグナー等の編曲も手掛け、また弟子教育にも力を注ぎました。
しかし、彼の名を歴史に刻んだのは1871年に、この曲をヴァイオリンの独奏曲として編曲したことでした。
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ご存知の方も多いでしょうが、ヴァイオリンも多くの弦楽器と同様、正面から見て、左に低音、右に高音の弦が張られます。当然低音の弦の太さが一番太くなります。
高音(右側)の弦から順にE線、A線、F線、G線と呼ばれ、または番号順にE線を1番線、以下この順に4番線まで番号で呼ぶこともあります。
このG線、英語読みでは「ジー線」ですが、この曲に関してはドイツ語読みの「ゲー線」で呼ばれることの方が多いと思われます。
さて、4弦ある訳ですから、同じ高さの音を出すには(最高音や最低音の一部を除き)理論的には4つのポジション(押さえ方)があると言うことです。
1本の弦(G線)で演奏すれば、音のブレは全くないのですが、一方で弦はそれぞれに太さが異なり、音色が微妙に違います。どのポジションを押さえるかは、奏法上の都合、前後の音の繋がり、同時に弾く和声からも自ずと一定の制約は受けます。大家と言われる方がこの曲を演奏するものを聴いても、必ずしもG線だけで演奏はしておらず、むしろ自分の解釈で自由に弾いていると言うのが実情のようですし、独奏でも、そもそもハ長調ではなく、別の調、アレンジで弾いている方もいます。

いずれにせよ、それまで殆ど忘れ去られかけていたこの曲は、ヴィルヘルミの再発掘以後、その典雅なメロディと共に広く知られ、独立して演奏されることが多くなり、ヴァイオリンに限らず、ありとあらゆる楽器で演奏されるようになりました。
そして、独立して演奏される時は、何調で弾こうと、何弦を使おうと、どの楽器で演奏しようと、その殆どが、今や完全に定着した感のある、この有名な「愛称」で呼ばれるに至っています。

なお、「アリア」(エア、エール)とは、通常「詠唱」と訳され、器楽の伴奏を伴った旋律的な独唱曲、特にオペラ等で使われることが多いのですが、バッハ自身のオリジナル版は弦楽器だけで演奏されており、ここでは、広く「叙情的でメロディックな曲」と言う意味くらいに解釈すれば良いのではないかと思われます。
"Londonderry Air" が「ロンドンデリーの歌」と訳されるように。
 
【 カヴァー 】
そもそもクラシックにはカヴァーと言う概念はないのですが、この曲ほど多くのアレンジにより、様々な楽器で演奏されるクラシック曲も珍しいでしょう。
そして、当然ながら、それはジャンルを超え、世界中のあらゆる演奏者の心を捉え、様々なアプローチがされています。

その全てを解説出来る程私は全てのジャンルに通暁している訳ではありません。

冒頭のCD等で自分の好みの演奏を見つけ、その分野で更に探されるのも一案かも知れません。
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SHARPの液晶AQUOSのCMでも様々なヴァージョンの「G線上のアリア」がBGMとして使用され、遂にCDG線上のアリア~アクオスCMソングス~ (07年 EMI)も、リリースされています。

私の好きなポピュラー界に限定しても、例えば、ハード・ロック、ジャズ、イージーリスニング等各分野でのカヴァー作品について枚挙に暇はありません。
また、ヴォーカリーズ(歌詞をつけて、歌唱曲として採り上げる)の観点では、白鳥英美子("Quiet Ways" Voice of Mine 収録 1990年 キング)や、Salena Jones サリナ・ジョーンズ("Don't Speak Of Me" Romance 収録 2004年 JVC)の試みもあります。
因みに、有美さんは歌詞は付けずスキャットで歌っています。

ネットでも、この曲については、各分野で色々な解説があります。そこで、それぞれの専門分野のことは専門家にお任せして、私はチョット角度を変え、主としてポピュラー界での、この曲のDNAが様々な分野に浸透して広がっていく過程を紹介したいと思います。

1.サンプリング
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ポピュラー界でも、この曲の人気は高く、色々なカヴァーがありますが、日本及び世界でも大ヒットしたものに、ドイツ出身のSweetboxによるサンプリング(過去の音源を利用・再構築して新しい楽曲を作ること。コンピュータの発展により、この手法が一般化し、特にヒップ・ホップ系アーティストで多様される)による"Everything's Gonna Be Alright "があります。
俗な言葉で言えば、クラシックとヒップ・ホップの融合ですか…(あまり好きな言葉ではありません)
スウィートボックス~ニュー・エディション+1 (1997年 avex) ティナ・ハリスをフィーチャーした日本編集版で、どうぞ。

2.ビートルズ
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ビートルズのオリジナル・アルバムの中では最も人気が低く、ヒットチャートでも唯一No.1になれなかったアルバムが"Yelloe Submarine「イエロー・サブマリン」"(1969年 Apple)です。
なにせ、(LPレコード発売当時)B面は全てジョージ・マーティンのオーケストラ演奏。
A面のビートルズによる演奏6曲も内2曲は既発売曲でしたので。
(もともとビートルズは"Magical Mystery Tour" の時の様にEP盤でのリリースを予定していたようです)
しかし、私は、その不評サクサクのB面が好きでした。
ジョージ・マーティンによる自作及び編曲はいずれも素晴らしいと感じました。華美にならず、甘ったるくもならず、凛とした弦の美しさは絶品だと今でも思っています。(A面の新曲4曲も今や殆ど忘れ去られたかの印象すら受けますが、個性的な曲ばかりで、やはり私は大好きでした。私の趣味って、変?)

特に、時間の海、科学の海を経て、怪獣の海に迷い込んだイエロー・サブマリンとボクシング・モンスターの掛け合いのシーンで、一瞬だけですが、この曲のあの有名な一節が流れるところが映画の中でもお気に入りのシーンでした。
勿論、それはビートルズの功績と言うより、ジョージ・マーティンの功績ですが。

不幸なことに今や60年代アニメ映画の傑作ように語られる"Yellow Submarine"の日本上映はご難続きで、映画上映の目途のないまま、日本では、このサントラが先行リリースされたのも不人気の一因でしょう。
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後に、この映画で使われたビートルズの楽曲を集大成し、デジタル・リマスタリングした"Yellow Submarine Songtrack" (1999年 Apple) がリリースされ、世界的にヒットしています。中期の傑作選的性格のある、このアルバムは、私好みの曲に溢れています。
それでも、やはり私は今でもジョージ・マーティン・オーケストラの演奏を聴く為だけに、このオリジナル盤を時々聞いています。

3.青い影 ~ ひこうき雲
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「青い影」は思春期の私のテーマソングでした。
原題は "A Whiter Shade of Pale"
荘厳なマシュー・フィッシャーのオルガン、「パーティでの彼女の顔が蒼白になっていく」と言う全くシュールで意味不明なキース・リードの詞、そしてゲイリー・ブルッカーのソウルフルなヴォーカルには圧倒されました。
こんな美しい曲があるのだろうかと思いました。
英国のグループ、Procol Harum のデビュー曲は1967年に連続1位を6週続け、米国では最高5位、世界的に大ヒットとなりました。
「青い影+4」 (Deram / ビクター)日本編集盤の1stアルバムには同曲がボーナス収録されています。
ポール・マッカートニーはリンダ・イーストマンとの「出会いの曲」だと広言していますし、ジョン・レノンも「この曲以外に聞く曲はない。人生でBest3に入る」と断言していました。

当時からマシュー・フィッシャーのオルガンのイントロについて、バッハのカンタータ第140番「目覚めよと、われらに呼ばわる物見の声(目覚めよと呼ぶ声あり)」"Wachet auf , ruft uns die Stimme" (BMV 140)他との類似性を指摘する声はありましたが、むしろ、この曲との和声のルート音(ベース音)の展開の類似性にこそ注目すべきでしょう。

しかし、メロディ・ラインは全く別物であり、パクリでもカヴァーでもない、言わば本歌取り的手法による新たな創造、広義のサンプリングと言えるものかも知れません。
「クリシェ(決まり文句 バロックで見られた手法)」である、という指摘もあります。
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また、この曲が、ユーミンこと当時の荒井由実を刺激し、彼女が本格的に音楽造りに励むようになったと言われています。
事実、彼女のメジャー・デビュー・アルバムのタイトル・トラックとなった 「ひこうき雲」(73年 東芝)は、他人が「あまりにも若すぎた」と悲嘆する旧友の自殺を、「だけど幸せ」と『羨望と救い』と言う観点で歌い切ったオリジナリティな感覚溢れる楽曲ですが、このルート音にも「青い影」の影響を指摘することが出来ます。

そうです。ここにも、また一つ、「楽曲の輪廻」とも言うべき、継承の流れが…。
しかし、ここで、重要なことは、いずれの曲も元歌から完全に独立した自己の世界を築きあげていることです。
因みにユーミンはこの時19歳でした。

4.Place Vendome
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最後にジャズの世界から、私のお気に入りのカヴァーを一つ。
Modern Jazz Quartet モダン・ジャズ・カルテットとSwingle Singers スウィングル・シンガーズの共演を。
"Place Vendome 「ヴァンドーム」" (1966年 Philips)
スウィングル・シンガーズもデビュー作"Jazz Sebastian Bach "(62年) で同曲を取り上げていますが、ここではMJQのバックコーラスに徹しています。
粘っこい余韻を残すミルト・ジャクソンのヴァイブとジョン・ルイスの端正なピアノの絡み合いは、凡百の"Jazz Meets Classic" を標榜する安易な企画ものでは到底達し得ない世界を現出させます。優雅で澄み切ったサウンドの中に微かにアンニュイなブルースの残り香が漂う、正に名演です。

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by Eiji-yokota | 2011-01-03 00:02 | SONG
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