Naomi's Choice 小柳有美の歌った歌
by Eiji-Yokota
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Autumn Leaves/Les feuilles mortes  「枯葉」  Part2

- 1945年 Jacques Prevert + 46年 Joseph Kosma / 49年 Johnny Mercer -
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秋の定番と言えば、この曲。
この曲については、まだ、このブログが独立する前の段階、すなわち、有美さんのHPの片隅を借りて、曲紹介を書いていた08年の前半に、いち早く採り上げました。
(ブログの下段の日付は原則として07年12月以降の各曲の有美さんの初演日であり、記載した日とは限りません)
当時は、曲紹介の内容もわりと平板で短めでした(実は、その方が読み易くて良いと言う意見も、根強いのですが…)が、今回、それに若干手を加え、Part1としました。
確認されたい方はクリック→Part1

なお、日本語歌詞については、こちらをクリック→Part3

そしてこのPart2では、もう少しカヴァー曲を追加してご紹介したいと思います。

なお、冒頭の画像はユニバーサル系列の音源を集めた編集盤「枯葉 Autumn Leaves」(ユニバーサル 04年)
Part1で概説した演奏の一部や"What's New?"で紹介したビル・エヴァンスとジェレミー・スタイグの競演や色々珍演奏まで収録されています。




【 カヴァー 】
さて、Part1でご紹介したのは、概説を除けば、インストゥルメンタル作品の代表としてマイルス(表面上はキャノインボール・アダレー名義)の“Somethin' Else”とヴォーカルの代表としてサラ・ヴォーンの"Crazy and Mixed Up"でした。
特にサラのそれは、ご存じのとおり、歌詞を歌うこともなく、全編スキャットとホーンライクなアドリブに終始しています。
従来のシンガーが歌詞にしばられて比較的スローな解釈を行うことが多かった、この曲に器楽的アプローチを行い、新局面を開いた演奏だと。
そして、この曲については、インストゥルメンタル演奏の方が印象的な演奏が多い、と書きました。
その思いは今も変わっていません。
ここでは、マイルス傘下のピアニスト達の特にトリオ演奏から見ていきましょう。
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まずは、なんと言っても、この人の、この作品。
"Portrait In Jazz"(Riverside 59年)
非常に人気の高い作品ですね、Bill Evans の代表作でもあります。
マイルスと共にモード・ジャズを切り開いた彼が独立し、交通事故でこの後、早逝するベースの革命児Scott LaFaroと作り上げた至高の世界。
緩急自在且つ溢れるリリシズムとメンバーが対等な音楽的会話を交わすピアノ・トリオの出現に皆が驚いたものでした。
この曲はステレオ版とモノラル版の2バージョンが収録されており、どちらも素晴らしい出来です。
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ビル・エヴァンスが独立した後、マイルスが雇ったのがWynton Kellyでした。グルーヴ感溢れる彼のピアノは今も根強い人気があります。
そして、マイルス・バンド在籍中、マイルスのリズム・セクションそのままの顔ぶれで録音したピアノ・トリオ作品がこれ。
枯葉(Vee Jay 61年)
後、彼はこのメンバーで独立し、活動します。
この時の別テイクを含めたセッションの全貌が"枯葉II"(サブスタンス 02年)としてリリースされています。
ケリーは"Full View"(Milestone 66年)でも同曲を採り上げています。

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さて、時代は飛んで、エレクトリック・マイルスと呼ばれていた頃のバンドのピアニスト(キーボーディスト?)として活躍し、その後、打って変わって全く独自の世界を作り出したKeith Jarrett キース・ジャレット。
彼のスタンダーズは好評を博し、断続的に今なお活動しています。
特に「枯葉」は彼らの主要レパートリーで、何度か録音していますが、やはり、このアルバムが一番人気で、実際に充実した内容です。
"Still Live 「枯葉」" (ECM 86年)


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そのキースの前任(一時同時に在籍)がChick Corea チック・コリアでした。チックはエレクトロニクス路線をひた走り、フュージョンの旗手と目されました。
しかし、彼自身のアコースティック指向は決して一部に言われるようなキースの成功に刺激されただけのものとは思えません。事実、彼自身色々なプロジェクト、共演を通じ、十分に、その片鱗を見せてきていました。
"Akoustic Band" (GRP 89年)で聴ける「枯葉」は、キースの抒情性とはまた違った超絶&理知的アプローチが楽しめます。

さて、キース、チックと来れば、ケリーの後任でもあるHerbie Hancock ハービー・ハンコックが気になります。
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彼は、いわゆるマイルスのフリー・ブロウイング時代、サイドメンとしていくつかのアルバムで「枯葉」を演奏し、その新感覚(特に独自の7度のハーモニー)が賞賛されていますし、独立後もライヴではよく演奏していますが、正規版及びピアノ・トリオでのリリースはないようです。
一応、彼にも敬意を表し、特別に御大マイルスを再び。
"Miles Davis in Europe" (Columibia 63年)
フランスはアンティーヴのジャズ・フェスティヴァル(63年7月27日)でのライヴ。マイルスも"Something Else"とはまた違った演奏を繰り広げます。凄みを感じさせます。
それを支えるハンコックのバッキングとソロも出色の出来です。ベースのロン・カーターも健闘。

では、次は、そのRon Carter ロン・カーターに登場してもらいましょう。
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"Alone Together"(Milestone)
ロン・カーターがギターのジム・ホールと72年8月4日NYのプレイボール・クラブで行ったライヴ・セッション。
当時は「なんだ、人気者同士の競演の企画ものか」と安易に受け留めた記憶があります。たしかに二人は当時恒常的に行動を共にはしていなかった筈で、選曲もいかにもライヴらしくスタンダード主体です。しかし、時を経るに従い、この演奏がとんでもないものだと分かってきました。実力派の2人がその名人芸を余すところなく披瀝しているのです。ライヴですよ、これ!
ロン・カーターはその後もドラムレス・トリオの"The Golden Striker"(BlueNote 03年)でも同曲を採り上げています。

さて、マイルス傘下のアーティストのトリはやはりトレーンで。
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"1962 Graz Concert"(Jazz Lip 09年)
トレーンが「枯葉」?
私も最近までこんな演奏が残っているとは知りませんでした。62年ヨーロッパ・ツアー中、11月28日オーストリアのグラーチェでのライヴ。殆ど採り上げたことのない同曲を演奏。マッコイ・タイナーの力強いピアノに導かれ、トレーンはソプラノ・サックスで凄まじい演奏を聴かせます。こんな演奏が残されていたなんて!生きててよかった。

今回はマイルス傘下のアーティストに限定しましたが、チェット・ベイカー、スタン・ゲッツ、ズート・シムズ等、まだまだ名演は続きます。
ヴォーカルもあの人くらいは紹介しておくべきかな…
と、ネタは尽きませんので、次回のお楽しみと言うことで。

今回のおまけ、番外編は---
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"Clapton"(Warner 10年)
クラプトンの新作がこれ。「枯葉」はシングル・カットされました。
ジャジーでカヴァー曲主体ですが、オリジナルも含まれてますし、この人の根っこはやはりブルースだと感じさせます。
しかし、本来、Blues/rockフィールドの彼のレパートリーのうち、Smile Danny BoyOver The Rainbow と来て、遂にこの曲までが、ブログの選曲と一致する不思議!
彼の気まぐれ、否!「先祖還り」の妙。
本人もファンもこの路線が似合う年齢になったということでしょうか。
これもまた音楽の贅沢な楽しみの一つです。

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