Naomi's Choice 小柳有美の歌った歌
by Eiji-Yokota
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What's New ?

- 1938年 Bob Haggart + 1939年 Johnny Burke -
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これも人気のある曲ですね。特にミュージシャンが好んで採り上げる曲です。(注)

この曲を作曲したのはBob Haggart (1914 - 1993)ですが、日本では、さほど知らている存在ではありません。
簡単に彼の経歴と作曲の経緯に触れておきましょう。
彼はBing Crosby(1903 - 1977)の弟、Bob Crosby(1913 - 1993)のバンド"Bob Cats"で永年ベース奏者を務め、作曲も手がけていました。彼はトランペットやチューバ、ピアノも演奏するマルチ・タレント振りを発揮します。
因みにクロスビーのバンドのテーマ・ソングは"Summertime"でした。
ボブ・キャッツの諸作品そして"South Rampart Street Parade""My Inspiration""Big Noise from Winnetka"等のハガートの他の作品も所謂デキシーランド・スタイルの曲で、米国では当時は相応の人気を博しました。
しかし、この曲はデキシー・ジャズのカテゴリーを超えて広く愛されています。
もともと、ボブ・ハガートが、当時のバンド・メンバーでトランペット担当のBilly Butterfield (1917 - 1988) のショウケースとして書いたインストゥルメンタル・ナンバーで、当時は"I'm Free"とタイトルされていました。
この曲に目を着けた出版社が翌年、Johnny Burke (1908 - 1964 詳細はWho's Who参照。氏名をクリック) に依頼して歌詞を付けさせました。
バークは、かつての恋人達を再会させ、終わった愛にまだ執着している姿をモノローグ風の展開で巧みに描き出しました。
そしてタイトルも"What's New?"と改められました。

冒頭の画像はLinda Ronstadtが、かのネルソン・リドルと組んで発表した初のジャズ・スタンダード集 "What's New" (Elektra/WEA 83年)
カントリーから出てきて70年代ウエスト・コースト・ロックの歌姫になったリンダ。
スタンダードで復活したのは驚きました。しかし全くジャズっぽくなく、あくまで自分のスタイルを貫いていますが、ジャズのファン層を広げた功績は大きい。




【 歌詞 】

久しぶりに街で偶然再会した二人。
思わず、彼女は彼に声をかけます。

♫ 
お元気?
世間の風はどう?
貴方は少しも変わらないわ、相変わらず素敵ね。
最近どうしてるの?
あの人とはうまくいってるの?
あの時以来だわね。でも、また会えて嬉しいわ。


問わず語りに、二人の関係が見えてきます。
会話は一方的に進み、直ぐに別れの時が来ます。


さよなら、あれこれ訊いてごめんなさい。
勿論、貴方は知らないでしょうけど、私は少しも変わっていないわ。
今でも貴方をとても愛しているの。


最後の一言は、おそらく独り言、つぶやきでしょうね。
(あるいは、心の叫び)

歌詞の全文はこちら→Seeklyrics 

有美さんもそうですが、女性歌手の方が多く採り上げていますので、女性の立場で訳してみました。
勿論、シナトラ以下男性歌手も少数ですが、採り上げています。
過去の恋にいつまでも縛られるのは案外男性の方だとも言われますが…
貴方はどうですか?

PS
この歌詞と非常に類似した内容のシャンソンがあります。
日本では金子由香利さんがレパートリーにしている"Je N'pourrai Jamais T'oublier"「再会」です。
歌詞はパトリック・カルリ Patricia Carli、創唱はニコレッタ Nocoletta (1944 ~)、1967年。
あまりヒットはしませんでした。

【 オリジナルとカヴァー 】
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右はBob Crosby Orchestra and the Bab Catsの編集盤(Asv Living Era 94年)のジャケット。一番左がボブ・クロスビー、その右が作者であるハガートです。
"I'm Free"が収録されています。
こまめにアマゾン等のサイトをチェックしていれば、中古盤で入手可能でしょう。
その他にも編集盤はリリースされています。
なお、39年にTeddy Grace (1905 - 1992) のヴォーカルをフィーチャーしてボブ・クロスビー楽団が"What's New?"をリリースした結果、目論見どおり、全米10位のヒットとなっています。
この後、実兄のビングのカバー・ヴァージョンが全米2位に。
以後、Benny Goodman やHal Kemp等も採り上げ、当時から人気を博していたようです。

したがって、殆どのビッグ・ネイムがカバーしていますが、独断と偏見と個人的好みで選べば…
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おそらく、日本のジャズ・ファンに最も人気のあるアルバムの1枚がこれ。
"Ballads" (Impulse 62年)
「私の声は歌には向いていない。尤もサキソフォンでなら歌うことが出来る…つもりだが」
ファンに歌をリクエストされた時のJohn Coltraneの言葉。
そのトレーンがサキソフォンで歌いあげた珠玉のバラード集。
全曲トレーン流リリシズムで溢れています。



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リリシズムと言えば、この人、Bill Evans。
"WHAT'S NEW"(Verve 69年)
しかし、このアルバムは少し雰囲気が違います。フルートの鬼才、Jeremy Steig との共演。
事故で顔半分の筋肉の自由を失ったスタイグは独自のマウスピースを使用し、ユニークな音世界を作り出しました。尺八を思い起こさせる激しい息使いがアルバム全篇に聞かれます。
(本作はNirvanaとカップリングしたお徳用盤)

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続いては、チャーリー・クリスチャン以来のギターの神様、Wes Montgomery の代表的ライヴ・アルバム"Smokin at the Half Note" (Verve 65年)
但し、この曲は同年のスタジオ・セッション。
ライヴでのグルーヴ感満開のプレイと対照的に唄心溢れるプレイを聞かせます。
同列で表記されているWynton Kellyは、当時のMiles Davis のリズム・セクションをそのまま引き継ぎました。ウエスとの相性もピッタリ。
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インストゥルメンタルの最後はトロンボーンの名手、J.J.Johnson。
"BLUE TROMBONE" (Columbia 57年)
ミュートを付けたトロンボーンの音が優しくさりげなく響く。ピアノのトミー・フラナガンも良い。
あまりに名人技過ぎて爆発的な人気こそありませんが、ジャズ史的にも重要な人物。
私はハートウォーミングで端正なこの人のプレイが好きです。


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ヴォーカルは誰にしようか悩みました。ヘレン・メリルがクリフォード・ブラウンと共演したアルバムも大好きですし、エラやカーメン、サッチモも歌ってます。しかし、ここは御大Frank Sinatraに登場願いましょう。
"Only the Lonely" (Capitol 58年)
シナトラのバラード集の中でも最高傑作と呼び声高い1枚。アレンジは勿論、お馴染みのネルソン・リドル。
因みにジャケットデザインは第1回最優秀カヴァー・デザイン賞を受賞しています。

【 歌は進化を続ける 】
1942年、ボブ・クロスビーはバンドを解散します。
ボブ・ハガートはスタジオ・ミュージシャン、アレンジャーとして活動、レディ・ディ、サッチモ、サラ等のアレンジも担当します。
また、68~78年にはYank LawsonとWorld’s Greatest Jazz Bandを率いて、活動します。
ボブ・キャッツも時折再編されていました。

1994年のある日、彼はオーストラリアから1本の国際電話を受けます。
電話の主はCatherine O’Brienと言う女性シンガーでした。
彼女は、知人のDick Hughes (ピアニスト、評論家)から最高のトランペット・ソロは38年の"I'm Free"におけるBilly Butterfield だ、と聞かされ、関心を持ちます。
そして、 この曲と"My Inspiration"に 自作の詞をつけ、ハガートに聞かせたのです。
1996年、彼女はLAのハガートを訪れ、曲の使用許諾を得ます。
彼女はこの2曲を収録した"L.A. or Busk"をリリースします。
この話の詳細は彼女のHPで → Catherine O’Brien's Story

ハガートは84歳の死の直前まで現役で活動を続けました。

注)人気ランキング
私も情報源として重宝しているJAZZSTANDARDS.COMのランキングでは14位と高いポジションにあります。
このサイトではCD等での演奏をデータベース化し、それによるラキングとしています。

2010年9月18日現在のランキングは―
1位:Body and Soul、2位:All The Things You Are、そして3位:Summertimeです。
以下、ブログで掲載した曲で上位に入っている曲は―
My Funny Valentine (#6)
Autumn Leaves (#11)
These Foolish Things (#28)
Sophisticated Lady (#31)
Misty (#56)
Tea For Two (#59)
Over The Rainbow (#63)
The Nearness of You (#64)
Someone to Watch Over Me (#77)
It Don’t Mean A Thing (#84)

( )内は同サイトでの順位。

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by Eiji-yokota | 2010-09-07 21:02 | SONG | Comments(0)
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