Naomi's Choice 小柳有美の歌った歌
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裏 Smile  Part 2    "SMiLE" ②

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連想ゲーム的感覚による"Smile"繋がりの「お遊びシリーズ」の第2弾はビーチ・ボーイズの"SMiLE"-今回はその②

前回、"SMiLE"プロジェクトが頓挫する迄をざっと見てきました。
ブライアンはこの挫折によって深く傷つき、落ち込むこととなります。以後、グループのリーダーシップをとることはありませんでした。
自宅に引き籠り、ベッドから出てこなかったり、過食になったり、勿論、ドラッグ中毒になり…
その後のビーチ・ボーイズのアルバムにもそれぞれ何曲かは提供しますが、次第に他の各メンバーによる曲の比重が高まります。

ビーチ・ボーイズ自体も人気、商業的成功と言う観点からは低迷期に入ります。

67年6月 サン・フランシスコ近郊で開催されたモンタレー・ポップス・フェスティヴァル。
初の本格的な野外ロック・フェスティヴァルで、ロック/ポップス史上も重要な位置づけを与えられているイヴェントですが、この企画の中心人物が前回言及した、ビートルズ、ビーチ・ボーイズの元広報担当、デレク・テイラーでした。
当初、出演する予定だったビーチ・ボーイズはノー・ギャラや「胡散臭い」と言う理由で結局、辞退します。
皮肉なことに、ポール・マッカートニー(ブライアン、ミック・ジャガー、ドノヴァン、ポール・サイモン等と共に発起人・理事の一人だった)の強い推薦で、出演を果たし、結果として米国凱旋を飾って、一躍シーンのトップに躍り出ることとなるジミ・ヘンドリックスから「サーフィン・ミュージックは終わった」と会場で宣言される破目に陥ります。

同月にリリースされたビートルズの"Sgt.Pepper"を聴いた時のブライアンのリアクションの描写としてデレク・テイラーは自著"Fifty Years Adrift"の中で、ジョン・セバスチャンの「証言」を記しています。
「あれを聴くと奴は自分の部屋に駆け上がっていった。親指をしゃぶる症状が再発したんだよ。奴は一体どうしたら良いか分からなかったんだ」



【 幻の"SMiLE"を求めて 】
一方、"SMiLE"が「幻」となったことで、熱心なファンの間では、逆に関心が高まり、「"SMiLE"ごっこ」が始まります。
これは、公表されている収録予定曲を、その後の各アルバムや海賊盤から拾い集め、自分なりに編集し直して、ブライアンの意図した音楽を勝手に想像すると言うマニアックな遊びです。

海賊盤と言えば、ビートルズ関連が質量ともに他を圧倒していますが、"SMiLE"関係も根強い人気があります。
冒頭の画像はそうした海賊盤対策も兼ねて、キャピトル・レコードがビーチ・ボーイズ30周年を記念してリリースした5枚組ベスト盤兼未発表曲集"Good Vibrations: Thirty Years of the Beach Boys"(93年)です。
特に2枚目の後半が"SMiLE"関連音源集となっており、「"SMiLE"ごっこ」に拍車をかけることとなりました。
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では我々も、少しだけ"SMiLE"の「残像」を追いかけてみましょう。
"Smiley Smile"(Capitol 67年)は、"SMiLE"の頓挫を受けて、残りのメンバーがブライアンの残したテープに手を加え、あるいはブライアンをせかせて、短時間で再編集・作成させたアルバム。
"Good Vibrations"そして"SMiLE"の中核の曲にして、そこそこヒット(全米12位)もした"Heroes and Villains「英雄と悪漢」"が収録されている割には売行きは今一でした。(全米41位)
メンバーのカール・ウィルソンは「誰もが満塁ホームランを期待しているときに、ぼくたちはバントしたのさ」とコメントを残しています。
他にも①でご紹介した"Vegetables"の他"Wind Chimes""Wonderful"等が"SMiLE"収録予定曲。
本質的にサイケデリック嫌いのメンバーが編集した為、なんとも言えない違和感は否めず、「"SMiLE"の残骸」として音楽的にも酷評されますが、これはこれで(好き嫌いは別として)荒削りながら独自な世界を展開しているアルバムではあります。
タイトルをクリックすると次にリリースされた"Wild Honey"(Capitol 67年)とのカップリング盤紹介の頁にリンクします。当該アルバムには"Good Vibrations"の未発表セッションもボーナス・トラックとして収録されています。
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"20/20"(Capitol 69年)には"Cabin Essence""Our Prayer"と言う"SMiLE"の中でも重要な曲が収録されています。因みに、この頃、デニス・ウィルソンは、あのシャロン・テート事件を起こしたチャールズ・マンソンと共同生活をしており、既に"Friends"にも2曲が収録されていましたが、このアルバムにも、マンソンの作品をデニスが改作した"Never Learn Not To Love"が収録され、スキャンダルとなりました。
(シャロン・テート事件はアルバムがリリースされた4か月後の8月に発生、10月にマンソンは逮捕されます )
タイトルをクリックするとこの直前にリリースされた"Friends"(Capitol 68年)とのカップリング盤紹介の頁にリンクします。
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"Surf's Up"(Reprise/Warner 71年)
アルバム・タイトル曲こそ、"SMiLE"のキーとなる曲でした。
67年のレナード・バーンスタインのスペシャル番組でブライアンが弾き語りした同曲はファンの間でも話題でした。他のメンバーがそれを使い、ヴォーカルをオーヴァーダブする計画を知ったブライアンが憤慨して自らリード・ヴォーカルをとるべくトライします。結局、うまく歌えず、カールが歌うことになりますが…
タイトルをクリックすると、ファンの間でも"Pet Sounds"以降の最高傑作と評価の高い前作の"Sunflower"(70年)とのカップリング盤の紹介の頁にリンクします。

以上は公式にビーチボーイズが発表した"SMiLE"の収録予定曲ですが、キャピトルは、この幻のレコードへの関心が高まるにつけ、小出しにブライアン自身による"SMiLE"セッションのトラックを上記BOX他、編集盤やボーナス・トラックの形でリリースしていきます。
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例えば、「レアリティーズ&ビーチ・ボーイズ・メドレー」(EMI 97年)は83年のLP"Rarities"を日本で追加曲を収録してCD化したものです。
私はビートルズの"With A Little Help from My Friends"のカヴァーを目当てに買ったのですが、これには"Good Vibrations"のアーリー・テイクと言う、とんでもないものが収録されていました。
"SMiLE"収録予定曲について、ビーチ・ボーイズの公式盤とブライアンによるお蔵入りトラックを比較すると、概して表面上の端正さでは公式盤が上ですが、潜在的なパワーと言うか、迫力あるいは狂気に近い凄みはお蔵入りトラックの方が上でしょう。聴く人の感性や先入観にもよるでしょうが…

さて、皮肉なことに、ブライアンがリーダーシップを失ってから、ビーチ・ボーイズは各メンバーがそれぞれ楽曲を提供し、ヴォーカルも担当する等バンドとしてのレベル・アップを果たします。(質的に"Pet Sounds"を上回ったかは別として…)
また、ライヴ・バンドとしての活動に更に注力し、安定的な実力と観客動員力を誇るようになります。
(レコードの方は健闘したり、明らかな失敗作をリリースしたりと、出来不出来がありましたが…)

一方、ブライアンは、過食、ドラッグそしてメンタル等の治療に明け暮れ、家族も失い、バンドのライヴやレコーディングに参加したり、しなかったりと言う「暗黒の日々」を過ごしていました。
一時は廃人になるのではないか、とすら噂されていました。

しかし、88年、ブライアンは再び、ファンの前にミュージシャン/アーティストとして活動を再開したのです。
復帰第1作"BRIAN WILSON"(Warner/Sire)の冒頭の"Love and Mercy"などは全盛期にも通じる、人々の琴線に触れる曲が書ける比類ないメロディメーカーとしての彼の才能が健在であることを示したものでした。

(続く… →その③

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by Eiji-Yokota | 2010-01-18 00:43 | 口上 | Comments(0)
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