Naomi's Choice 小柳有美の歌った歌
by Eiji-Yokota
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The Nearness of You

- 1937年 Hoagy Carmichael + Ned Washington -
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スタンダード・ナンバーとして、今日広く歌われています。

 ♫ 私が気持ちが高まっているのは
   胸がときめき、天にも昇る気持になるのは
   お月さまが蒼いからなんかじゃない
   違うの、それはあなたがすぐ傍にいてくれるから

歌詞の全文(英語)はこちら

Hoagy Carmichael ホーギー・カーマイケル(1899 - 1981 作曲家、WHO'S WHO参照)とNed Washington ネッド・ワシントン(1901 - 1976 作詞家 WHO'S WHO参照)のコンビによって、ある映画の為に作られました。しかし、結局その映画制作は中止され(注1)、この曲は世に出るチャンスを失ってしまいます。
出鼻をくじかれた格好の不運な曲でしたが、名曲は名曲、やがて自ら持てる魅力(歌力)によって世に受けいられていきます。
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40年6月、Glenn Millerが自らの楽団(ヴォーカリスト:Ray Eberle)で、この曲を採り上げ(Bluebird)、最初にヒットさせました。(Billboard チャートNo.5)
右画像は、この曲を含めオリジナル演奏を集大成した格安3枚組CD"The Best of Glenn Miller: 1938-1942"(Sony/BMG 08年)

こうして、この曲は徐々にその評価を高め、今日の不動の地位を得ることになります。




【 様々なカヴァー 】

この曲も世に出て70年以上の歳月に様々なアーティストがこの曲に新しい命を吹き込みました。
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この曲の演奏としても、また、ジャズ史的にもエポックメイキングなものとして、ジェリー・マリガンのピアノレス・カルテットの作品を。
オリジナル・ジェリー・マリガン・カルテット (Pacific Jazz 53年)
チェット・ベイカー(tp)とマリガン(bs)の対位法的アンサンブルが妙なるサウンドを奏でます。
この一連の作品でジャズ好きの青年、リチャード・ボックの設立したパシフィック・ジャズの基盤が固まったと言われています。イースト・コーストの本拠地、NYに設立されたAtlantic (47年にアーメット・アーティガンが設立)に対抗したウエスト・コーストの「太平洋」レーベルの船出でした。

次は冒頭の画像。ヘレン・メリルが、58年2月21日NYでボビー・ジャスパー(fl)、ビル・エヴァンス(p)、オスカー・ペティフォード(b)等のバックアップで録音したもの。
"ザ・ニアネス・オブ・ユー"(EmArcy)
(アルバム自体にはシカゴで録音された別のセッションも収録)
ヘレン・メリルと言えば、どうしても"You'd Be So Nice To Come Home To"を収録したデビュー盤"“HELEN MERRILL"(EmArcy)に人気が集中してしまいがちですが、このアルバムはその次くらいに人気があるアルバムです。今なお現役で頑張っている彼女の為にも色々聴いてみましょう。
フルートがリードする中、「ニューヨークの溜息」ヘレンの歌とビル・エヴァンスの(短いけど)ピアノ・ソロが絡み、光りを放ちます。

さて、ジャズ・ヴォーカルの大御所、エラ(例えば:Ella and Louis)やサラ(例えば:Sarah Vaughan in Hi-Fi)等も、この曲の素晴らしいパフォーマンスを残していますが、ここでは比較的新しいアーティスト・録音に焦点を絞って、ご紹介したいと思います。
と、言うことで、一気に時代は飛びます。
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まずは、上記大御所達の継承者とも言うべき正統派実力シンガーとして、カサンドラ・ウィルソン、ダイアナ・クラールと並んで、新しい世代のトップと目されているDianne Reeves ダイアン・リーヴスです。

87年8月、NYデビュー直後、殆ど無名のまま出演したMt.Fuji・ジャズ・フェスティヴァルで衝撃の日本デビューを飾ったのが、つい昨日のことのようです。その直後、缶コーヒー"Freedom"のCMに出演し、同曲を含む日本製アルバムもヒット。そのアルバム・タイトルになったのが、この曲です。(現在廃盤)
本家の米国で、前記アルバムの一部セッションをそのまま収録し、同曲他を再録音の上、再編集してリリースされたのが、左上画像のアルバム。
"I Remember"「ジャズ・シンガー」(BlueNote 91年)
どちらのヴァージョンも、この曲の構成は同じで、ベースのイントロに乗せて、ややフェイク(メロディ等を自分なりに崩すこと)気味に1コーラス唄い、間奏後は"Misty"とのメドレーでドラマチックに、ダイナミックに歌い上げます。
個人的には、より端正な先の日本盤の演奏の方が好きです。両方のセッションが収録された"The Nearness of You Complete"が後日リリースされましたが残念ながら、これも現在は廃盤です。

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続いては、ちょっと変わり種を一つ。
先日惜しくも亡くなったサックスのMichael brecker マイケル・ブレッカー(1949 - 2007)。
彼がバラード集をリリースした時にはファンも意表を突かれました。
"Nearness of You: The Ballad Book"(Verve/GRP 00年)
メンバーがまた凄い。プロデュースも担当したパット・メセニー(g)、ハービー・ハンコック(p)、チャーリー・ヘイデン(b)、ジャック・デジョネット(ds)
これに加え、タイトル・ソングである同曲では、なんとJames Taylorがヴォーカルをとっています。(この曲を選んだのもの、アレンジのアイデアもテイラーだそうです)
賛否両論ありましたが、なんとも言えぬ不思議な魅力を醸し出しています。

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そして、近来稀に見る成功を収めたモンスター・アルバム、Norah Jones ノラ・ジョーンズの"Come Away with Me"(BlueNote 02年)
グラミー賞主要部門を独占(注2)し、一説には全世界で1800万枚以上を売ったと言われ、彼女を一躍スターダムに押し上げた驚異のデビュー作です。時代は、「スモーキー・ヴォイス」と呼ばれる、癒しに溢れた彼女の声とサウンドを待っていたのでしょう。そのサウンドがジャズであるかどうかは別として、間違いなくワン・アンド・オンリーの世界を築き上げています。
ノラは、この曲をクロージングで採り上げ、稀代のモンスター・アルバムをしっとりとした余韻を残して締めくくったのでした。
(日本盤では、この後にボーナス・トラックが収録されています)


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【 番外編 】
さて、変わり種はまだまだ続きます。
なんと、The Rolling Stones が、このブログに登場です。
"Live Licks"(EMI 04年)
私もストーンズは好きで、何度か来日公演に足を運んでいます。
年齢を忘れさせるエネルギッシュなステージは感動ものですが、ハイ・テンションの連続の中、熱狂が静まる一瞬があります。そう、Mick Jaggerが休憩に入り、Kieth Richardsが残りのメンバーを率いて彼のレパートリーを数曲演奏するコーナーです。これがまた良いんですね。
はっきり言って、キースの歌は下手です。声量はないし、音程も不安定、と言うか、しっかり外しています。
しかし、ぼそぼそ歌うその歌に、それがアップ・テンポであれ、バラードであれ、その気だるさに、思わず和ごんでしまうのです。
(けしからんことに、選りによって、この時とばかり、用をたしに会場を離れる連中がいる!)
さて、そのキースが2003年のLicks Tourでこの曲を採り上げました。何という脱力感…
(因みに、東京ドームではやってくれませんでしたが)
ストーンズはツアーの度にライヴ・アルバムをリリースしていますが、今回は趣向を変えて、Disc1がヒット曲集、Disc2がコアなファン向けのレアな曲集と言う構成でした。
CCCDであること、過度の編集がされていることを含め、賛否両論があったアルバムでしたが、私はDisc2ばかり聞いて楽しんでいます。
私、変、ですか?


注1) "Romance in the Dark" vs "Romance in the Rough"

この曲は、もともと、ミック・ルーニー(また、出ました!)を主役とした、シェイクスピアの「真夏の夜の夢」の翻案の映画用に作られたものでした。その幻の作品のタイトルが"Romance in the Rough"でした。
(Richard Sudhalter "Stardust Melody: The Life and Music of Hoagy Carmichael"等に拠る)
おそらく、ここで後世の「混同」が起こったのでしょう。
今日、ネットで、この曲を解説しているサイトを検索してみると、「この曲は1938年のパラマウント映画"Romance in the Dark"の挿入歌」と言う類の記載を見かけます。
丁度同じ頃、似たタイトルの映画が作成されていたのですね。

さて、では一体、どちらの記載が正しいのでしょうか。
残念ながら、私はこの映画(Romance in the Dark)を見たことはありませんので確認しようがないのですが、今や、この映画自体も「幻」になりつつあるようです。
MTVのサイトにMovieコーナーがあり、この映画の記載もありますが、そこでは、"Because""Habanera"が歌われたとの記載があるものの、この曲については触れられていません。
http://www.mtv.com/movies/movie/72280/moviemain.jhtml

更にネットを探しているとNew York Universityのサイトの中に、このような記録を見つけました。
http://www.nyu.edu/projects/wke/notes/titles/romanceinthedark.htm
詳しいことは分りませんが、シネマの講義の中でWilliam K.Eversonと言う人の研究・調査が公開されています。この中には曲と詞の関係者として、Ned Washingtonのクレジットはありますが、Hoagy Carmihaelは見出せません。


注2) グラミー賞8部門受賞
2003年2月24日 45回グラミー賞授賞式
ノラと関係者は、ノミネートされていた8部門全てで受賞すると言う快挙を達成しました。

アルバム"Come Away With Me":
最優秀アルバム賞(Album of the Year)
最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞(Best Pop Vocal Album)
最優秀録音賞、ノン・クラシカル(Best Engineered Recording, Non-Classical)

ノラ・ジョーンズ:
最優秀新人賞(Best New Artist)

シングル"Don't Know Why":
最優秀レコード賞(Record of the Year)
最優秀楽曲賞(Song of the Year (songwriter)、作者:ジェシー・ハリス)
最優秀女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス賞(Best Female Pop Vocal Performance)

アリフ・マーディン(プロデューサー):
最優秀プロデューサー賞(Producer of the Year)


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by Eiji-Yokota | 2009-02-07 20:00 | SONG | Comments(0)
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