Naomi's Choice 小柳有美の歌った歌
by Eiji-Yokota
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久々にライヴに行って来ました


暦の上では春ですが、寒さは多分これからが本番…

Naomi’s Choiceへようこそ
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久しぶりに有美さんのライヴに行きました。
2月7日、福岡の老舗のジャズライヴハウス"New Combo"。
ここのところスケジュールが全く合わず去年の暮のライヴはとんとご無沙汰してました…
ご本人の申告(?)によると、色々トライし、「成長」(?)していると言うことでしたので、楽しみにしていました。

このブログのミッションは、彼女が歌った歌の背景にあるものをご紹介することを通して、皆さんと彼女の橋渡しすることにありますので、所謂ライヴの「論評」は範疇外ですが、簡単に当日のライヴの内容のご紹介をしましょう。

この日のライヴは、岩崎さんのトリオによる”Wave”で幕を開け、途中(2ndステージ)、岩崎さんがプロデュースしているヴィオラ奏者森下香蘭さんの"Libertango"を挟んで行われました。
詳細は当日の”SETLIST”をご参照ください。
(従来通り、彼女が直接歌っていない曲はSETLISTには掲示しておりません)

一言で言えば、この日のライヴで、「自分のジャズ・音楽」を探している彼女の旅は一つのマイルストーン(里程標)に辿り着いたようです。
少なくとも彼女のチャレンジ精神とその喜びは伝わりました。

今回、彼女は新しい曲を結構披露しています。
オリジナル以外では、"Nearness of You""Bridge over Troubled Water""No More Blues"「時には昔の話を」そして「正調博多節」。最後の曲については後で少し触れます。
中には、かなり以前に歌ったものもあるかも知れませんが、ここ1年半の公式の場では歌われていない筈です。
また、"You’d Be So Nice"は従来から歌っていましたが、今回はいつものボサノヴァ・アレンジではなく、ストレートなジャズで勝負していました。

オリジナル(1月25日の記事の分類で言えば、A&Bパターン)も4曲。Cパターンと後述の「正調博多節」まで入れると6曲となり、アンコールも含めた全15曲中のなんと4割と言う、いつにない高いパーセンテージです!
オリジナルの中で”Urban Crossroad”は彼女の公式なステージでは久々に演奏されるもので、実は岩崎+小柳コンビネーションの最初の作品だそうです。
この曲のエピソードもまた面白いものですが、それは別の機会に。
彼女が付けた英語の歌詞は、浜から吹いてくる爽やかな風を呼び起こします。
(歌詞全文はいずれ彼女のHPの”My Poem”にアップされることでしょう…)

さて、今回の彼女の最大の挑戦、「自分のジャズ探し」(私の勝手なネーミングです)のハイライトは前記「正調博多節」です。

勿体つけて、横文字に頼って表現すれば:
それは、アメリカで生まれアメリカの文化そのものを体現している側面さえあるジャズを演奏する日本人アーティストの多くが、それぞれに抱えているテーマ、
即ち「異文化の表現イデオムにおける自己のアイデンティティの確立」です。

えっ?! 舌を噛みそうな言葉の羅列で、よく分からないですって?
では、言葉を換えて。
かつては”West meets East”とか称して安易に琴とジャズを共演させたり、能役者を引っ張り出すような企画がありました。ジャズは許容範囲が極めて広い音楽ですから、貪欲にそれらを受け容れ、それなりに面白いものも出来ました。今日の感覚で鑑賞に耐えられるかは別として。しかし、「日本人アーティストにとってのジャズ」問題はこのような表層的なレベルではないことは明らかです。
要は、ジャズの表現形式を借りてはいるけれど、自分の肉体からあるいは血の中から、はたまたDNAに刻みこまれていて、自然に湧き出てくる音楽、それらを求めて日夜格闘しているのが日本のジャズ・アーティストの大半の姿だと私は思っています。
したがって、必ずしも、日本の楽器や旋法を使うことに拘らなくても良いと私は思っています。しかし、ジャズの表現形式を借りることで、それらが本来持っていた魅力を新たな角度から引き出せるなら、それはそれで素晴らしいことだとも思っています。そして、それは表現者のオリジナリティ確立にも繋がることでしょう。

彼女と「正調博多節」についてはブログで後日採り上げる際、より詳しくお話しする予定ですが、ここでは彼女が「私のブルース/ 私のジャズ」と呼んでいる"TAKEDA - 竹田の子守唄 - "とこの曲をメドレーで歌ったことだけをご報告するにとどめましょう。

そして勿論、アーティストの「思い」など、お金を払って楽しみに来た観客には関係ないことです。
新曲を含め、彼女のチャレンジを最終的に評価するのは皆さんなのですから。

では。

PS
近々、この日のライヴの曲からピックアップしてブログでご紹介したいと思います。
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by Eiji-Yokota | 2009-02-10 21:52 | 口上
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