Naomi's Choice 小柳有美の歌った歌
by Eiji-Yokota
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How Long Has This Been Going On ? 「いつの頃からか」

- 1927年 George & Ira Gershwin -
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お馴染みガーシュウイン兄弟のペンになる作品ですが、初出の経緯は少しく複雑です。

各種資料によると、この曲は、もともと1927年のミュージカル"Funny Face"(もともと"Smarty"と言うタイトルでした)の挿入歌として用意されていたのですが、間際で"He Loves and She Loves"に差し替えられてしまいます。
結局、この曲が陽の目を見るのは翌年の"Rosalie「ロザリー」"の挿入歌としてでした。
(それぞれのミュージカルの詳細なデータについては、各タイトルをクリック下さい)

ところが先の"Funny Face"が57年にパラマウントによって、Audrey Hepburn オードリー・ヘプバーンとFred Astaire フレッド・アステアの主演でミュージカル映画化(邦題「パリの恋人」 上画像参照)される際、オードリー扮するジョーによって、この曲が歌われることとなります。
なお、先に記した"He Loves and She Loves"も映画版では歌われています。
しかし、アトランティック・シティを舞台とした宝石強盗のストーリーであるオリジナルのミュージカルと映画版は内容は全く別物です。(注)




【 映画のストーリーのあらまし 】

知性と美貌を兼ね備えた新しいモデルを探している雑誌の編集長のマギー(ケイ・トプソン)とカメラマンのディック(フレッド・アステア)は小さな本屋で働く、新思想かぶれのジョー(オードリー)に目を着け、撮影の為、パリへ誘います。一方、ジョーはモデル稼業には興味はないのですが、パリに行けば、憧れの思想家のフロストル教授に会えると思い、申し出を受けます。かくて3人はファッションの本場パリへ…

映画の詳細データは前記タイトルをクリックください。
ファッショナブルな映像は話題を呼び、嘘か真か、当時の若いファッション・デザイナーの大半がこの映画を見て、デザイナーを志したと言われた程です。

なお、"My Fair Lady"でのオードリーの歌は吹き替えですが、この映画と"Breakfast At Tiffany's"での"Moon River"では彼女の生歌が聴けます。

【 歌詞 】

歌詞も各ヴァージョンで微妙に異なっていますが、大要次の様に歌われています。
  歌詞の詳細はここをクリック (オードリーや他のヴァージョンの歌詞も検索できます)

♫私は今まで、どこで何をしていたの
 背筋が凍るような何とも言えないスリル
 恋人よ、聞いておくれ、もう一度言うわ
 いつからこんなことになってしまったの?

オードリーのヴァージョンでは歌われていませんが、多くの歌手で歌われている有名なリフレインはーー

♫ 一度キスして、そしてもう一度
  なんと以前はのろまだったんだろう
  なんてこと!
  いつからこんなことになってしまったの?
 
【 カヴァー 】

若干、地味で渋めの曲ですが、情感を込めて歌い込んだ名唱が多く残されている曲でもあります。

たとえば、三大女性ジャズ・ヴォーカリストと称されるエラ、サラ、カーメン、いずれも傑作との呼び声が高い作品を作っています。
エラは、"Ella Sings Gershwin" (Decca 57年)。詳細は"I've Got A Crush On You"で。
カーメンは、"Book Of Ballads"(Kapp 60年)。詳細は"Isn't It Romantic?"で。
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Sarah Vaughanも何度か録音していますが、ここでは"How Long Has This Been Going On?"
「ハウ・ロング・ハズ・ディス・ビーン・ゴーイング・オン」(Pablo 78年)(左画像)をご紹介。
自身の過去の歌唱や他のアーティストの解釈に決別し、サラはここで意表を突いてアップテンポでスゥィンギーに歌い上げます。それが、また実に素晴らしい!
メンバーも豪華で、Oscar Peterson(p)、Ray Brown(b)、Louie Bellson(ds)、Joe Pass(g)が、流石のサポートを見せます。

また、リー・ワイリーの"Sings the Songs of George & Ira Gershwin & Cole Porter" (Liberty 39年)も忘れ難い作品です。
詳細は"I've Got A Crush On You"で。
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この他、ルイ・アームストロングとオスカーピーターソンの共演"Louis Armstrong Meets Oscar Peterson"(Verve 57年)(右画像)が有名です。
むせび泣くようにサッチモが声を絞り上げます。
なんと偶然にも伴奏メンバーもギターがHerb Ellisに代っただけでサラのアルバムと同じながら、全く、異なった世界を現出させています。このような聴き比べもジャズの醍醐味ですね。



***********************

注) 映画化までの経緯と撮影のこぼれ話

以下、舞台版"Funny Face"にも主演していたフレッド・アステアの自伝の一節。

あるカクテル・パーティでプロデューサーのロジャー・イーデンズと会ったアステアは彼から今後の仕事の予定を聞かれます。次の仕事を予定を伝えると、イーデンズは--

「それは駄目だよ。僕が企画している"Wedding Day"と言うやつを、まず先にやってくれないと。そっちは延期してくれないかな。オードリー・ヘプバーンが脚本を気に入って、君が出るならやると言ってるんだ」
(フレッド・アステア自伝 篠儀直子訳 青土社 06年)

その"Wedding Day"の企画こそが後の映画版"Funny Face"でした。
当時、イーデンズはMGMに所属しており、このミュージカルの映画化の為、MGMは権利者のワーナーからタイトルやガーシュウインの曲を含め購入。ストーリーは別物にすることにしていた同社は、それに合わせてガーシュウインの作品以外の新しい曲も作らせていました。一方でアステアとの共演に意欲を燃やしているオードリーはパラマウントの専属。アステアの代理人であるMCAを含め、関係者で調整・話合いが持たれましたが、紛糾。

再び、アステアの回想:
実現の見込みはまるでないと、私は繰り返し聞かされた。
けれども、オードリーがこの映画をやりたがっている以上、遅かれ早かれ全部決着がつく筈だと私は分かっていた。なぜなら、オードリーは自分の希望を必ず通すことが出来るレディなのだから。
(同上)

結局、パラマウントが企画自体、即ち新しい脚本とガーシュウインの曲と新曲、そしてタイトルをMGMから全て購入することで決着しました。

新しいストーリーは有名なカメラマン、リチャード・アヴェドンが後に妻となるモデル、イヴリン・フランクリンを発見して育てた実話をもとにしたものでした。
(劇中で使われ、その後よく使われる、オードリーの大きな瞳と唇が浮き上がっている印象的な写真はアヴェドンが撮影したものです)
なお、登場する雑誌編集長のモデルはハパーズ・バザールとヴォーグのダイアナ・ヴリーランード。

ようやく撮影が開始されましたが、パリのロケ予定地では雨が執拗に降り続いていました。

アステアの回想:
地面はぬかるんで、全く足もとがおぼつかない。
オードリーは休まずひたすら頑張り、美しく踊った。一言も文句を言わなかった。何時間もリハーサルし、とうとう撮影を始めようという時になって、彼女は初めて本音をもらした。
「フレッド・アステアと踊れる日を20年も待っていたのよ。なのにこの仕打ちは何?泥だなんて!」
(同上)



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by Eiji-Yokota | 2008-07-05 19:13 | SONG | Comments(0)
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